ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。インスタグラムも始めてみました。https://www.instagram.com/goma.ushi/

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

粘着は、将来を潰す

お仕事というのは、いつも同じパターンで同じようにこなしていくことが一番楽だと考えられます。いちいち細かく考えなくても、同じパターンなので、勝手に身体が動いていく。AIが導入されると真っ先に人間様がしなくて良い業務になってしまいそうなパターン…

介護抵抗が発生する原因 ---2---

昨日は、介護抵抗について利用者側の問題を検討してきました。次は、介護者側の原因というものを考えて行きながら総括してみましょう。 3.介護者が原因となる場合 これは介護者が一番注意をしないといけないことを列挙することとなりますが、介護を受ける…

介護抵抗が発生する原因 ---1---

最近では、介護技術も向上し、介護の世界では、介護抵抗についての一定の対応方法などが見出されているかと思われます。しかしながら、未だに、十分な理解がもたらされていない施設も実際あるようですので、改めて、介護抵抗についておおざっぱではあります…

人はそこまで自分に興味はない

「自分のことを周りはどのように見ているだろう?」…これは多くの人がもつ気持ちで特に自分の責任で物事を多くの人の前で披露したりするときなどに感じることですが、それが多くの人の前に限らず、日常的なお仕事や生活の場面で意識してしまっていることがあ…

心のカーテンの開け閉め

先日、夕方に会議を行っていました。しばらくスライドを使った各担当者のプレゼンテーションが続いたため、カーテンを閉めて、部屋を暗くして行われていました。大腿1時間ほど経過したところで、最後のしめの言葉として、長に最後のお話をしていただいたわけ…

アンケート活用のお薦め

昨日書きましたお話の発展系にはなりますが、私たち日本人の特性は、「出る杭は打たれる」を骨の髄まで染み渡ったキャラクターをベースとして存在していると言うことを踏まえると、ひとの力を借りるときには、役に立つのではないかと考えられます。 1.匿名…

講演会のあとで質問ができる人はいますか?

昨年は、とても少なかったのですが、私は時々、大勢の方の前で講演を行っております。人前でおはなしすることは、もともとの私の感覚では全く想定できないものですが、おおよそ10年前後の経験を経て、さほど緊張というものを感じなくなりました。地域で講師…

コードレス化がもたらす必要なアイテム

一昔前までのパソコンと言えば、電源ケーブルというものは当然ながらも、それ以外にもキーボード接続のためのケーブル、マウスもケーブル、時にはUSB接続のデバイスもケーブルというものが増えて、ケーブルを束ねることが重要となっていました。 しかし、今…

お休みの過ごし方についての考察

さて、ブログを始めて1週間ほど経過しました。なんと三日坊主の私が続けられているではないか…問われながら驚いているところではありますが、もっと驚いていることに、毎日書いていることです。(お暇なんでしょう…と言われかねませんが、時間を割いて各時間…

認知症とは…

今回は、初めて私自身が仕事として取り組んでいる内容に触れることとなります。講演会などでは、必ずと言っていいほど最初に語っている内容になります。 そもそも、認知症という言葉、一昔前までは痴呆症なんて言っていた言葉ですが、決してなんとなくつけて…

コロナウイルス、ついにインフルエンザと同じとなるか…?

タイトルの通り、ウイルスの性状がコロナウイルスとインフルエンザウイルスとが一緒という事を言いたいわけではありません。希望的には、同じような扱いまで取り扱いを「軽く」したいというのがあるのですが、この同じ扱いというのが、感染症法に分類される…

理想的な精神科医の像(自論)---3---

今回も比較的長い記事となりました。よろしくお願いいたします。 3.認知症診療、緩和ケア診療において必要とされる精神科医像 ここからは、自論が占める割合の多いところとなりますが、認知症診療および緩和ケア診療を行うなかで、求められている事柄があ…

理想的な精神科医の像(自論)---2---

このところ、まとめて書いて、小分けにして投稿するスタイルが続いておりますが、1回の投稿の長さがどれくらいがいいか…悩んでおりますが、長すぎると、おそらく続けられないでしょうから、このくらいの分割にしております。ご了承お願いいたします。 2.精…

理想的な精神科医の像(自論)---1---

内科をはじめ、様々な診療科が存在する中で、精神科の位置づけはある種特殊とも言えるのかな…と私自身、自分が専門としているところで感じるところがあります。それを裏付けるような言葉が、私たちの業界の中では言われています。身体科と精神科。内科、外科…

コロナ渦における、人への心理的影響について ---3---

本日は、コロナ禍における、人への心理的影響についての総括をします。コロナウィルスに限らず、これから先もさまざまな新しいウィルス感染症は発生する恐れがあります。見えない敵という脅威がどれほどのインパクトがあるかを考えつつ、まとめてみたいと思…

コロナ渦における、人への心理的影響について ---2---

昨日の続きになります。コロナウィルスは感染症としての観点では、年齢によりリスクが大きく異なることもあり、さらには、エアロゾルといわれるように決して見えるわけではない微細なものが与えている影響のため、見ないものの恐怖という、ほとんど体験する…

コロナ渦における、人への心理的影響について ---1---

イスラエルでは、ファイザー製のワクチンをいち早く接種開始し、摂取率が世界一となっています。その結果として、そろそろ報告として上がりつつあることに、集団免疫が獲得されたことにより、コロナ感染症そのものにかかりにくくなってきているというもので…

デマ情報か、不確かな情報か…見極めに必要な冷静さ---2---

さて、本日も続きです。 次の情報はいかがでしょうか? ---------- Aさんは、昨年11月に健診で胃に潰瘍が見つかり、精密検査を受けたところ、胃がんであることがわかりました。すでにステージ4という段階にあったということでした。化学療法や手術療法は、…

デマ情報か、不確かな情報か…見極めに必要な冷静さ---1---

最近耳にする情報が、不安から真実のような語られをされているのを見て…ちょっとまずいのでは…と感じたので、見極め方を検討してみたいと思います。 まず…この情報から… ---------- コロナワクチンについて副反応が心配されているが、情報筋によるとワクチン…

頭を鍛える取り組みを始めます

今までも、何度となく、ブログを挑戦してきた私ですが、すべてが、数回の掲載で終わっていました。今回は違いますよ!…と宣言させていただこうと思います。 今回が今までと違うのは、周りに宣言して回ったからです。やはり、自分の頭の中で決めた事柄を遵守…