先日所用があり、平日の夜に名古屋駅周辺を徘徊しておりました。普段のごまウシは、繁華街から離れた場所での活動が中心となっており、そして日曜日においても、自然の中に埋没したい形での動きが多いので、都心部に現れるのは本当に久しぶりの動きになりました。
人が映り込まないように最大級の配慮をしたことによって、結果的には、ほぼ無人のシャッター街のような雰囲気に見えてしまいましたが、あくまでたまたまですので、決して寂れてしまっているわけではありません。
それにしても、夜9時近い時間帯ですが、ビルには多くのフロアにおいてたくさんの電気がついており、電気代高騰とは裏腹に、明かりに満たされている感じがありました。
田舎では実感できないところではありますが、ごまウシは、ふと、この一つ一つの明かりに経済的な意味合いでの価値というものを考えてしまうところがあります。それぞれの建物にともされているひかりの空間は、蛍光灯やLEDライトなどもありますが、そのお部屋や空間を支えているものには、果たしていくら注がれているのでしょう?
なんて思いながら眺めてしまいますが、そうすると、この写真1枚の中だけでも、数十億、数百億なんていう巨額な資金が投入されているのではないか…と思ってしまうところがあります。
物価高や光熱費の高騰など、日々の生活の中で、倹約や節約といった気持ちがわいてきてしまう昨今ではありますが、このひかりの中には、資金に溢れかえっていることは紛れもない事実と言えます。
人々の活動の中では、日々大金がうごめいているという事を感じるその勢いを感じる瞬間ですが、このひかりのそれぞれに、それぞれの方のお仕事なども含めた活動が存在し、そして、その中でのそれぞれの人生の動きというものが存在しています。
自然も壮大ではありますが、人々の活動も壮大なものがありますね。
都会の景色は、そういう点でもエネルギーを強く感じてしまいます。ごまウシにはちょっと刺激が強すぎるかな…などと思いながら、空腹で共食いでもしようかと考えながら、家路につくのでした…。