ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。インスタグラムも始めてみました。https://www.instagram.com/goma.ushi/

最近の動物園はいかに?

 ごまウシの職場には、高台にあることもあり、そこでたまった雨水が一気にしたに流れると、住宅地などに被害が出る恐れがあるため、その雨水のバッファーとして調整池というものが造成されるのですが、その調整池周辺の雑草が繁茂しないようにヤギを放牧しているというのが以前からお話しさせていただいたとおりではあります。

 現在は、放牧状態から約2ヶ月ほど経過したこともあり、ヤギも調整池の隅々まで草を食みながら動き回るようになっております。

調整池とヤギ

 調整池には、二重の柵があり、調整池間際の柵と、ごまウシがいる高台の部分の柵と二つあり、ヤギの放牧前までは、調整池間際の柵は、解放されていませんでしたが、現在はこのように解放されており、ヤギは調整池間際まで移動をしていたりします。調整池そのもののところまで降りられるような状況にあります。水際まで行っているヤギを見かけることもあります。

 全体としては、色々な場所に迷路のように移動できている環境になってきております。

 ごまウシのように眺めている側からすると、間際のところから、調整池の中にまで、色々なところを歩いている姿を見るので楽しいものです。最初の頃の放牧を開始したと思われるテント周辺だけではない動きにそれぞれの個性が見えているように感じますね。

 このように、自由に活動している姿を見ていると、最近の動物園を思い浮かべることとなりました。ごまウシが知っている動物園は、それこそ数十年前…とまで古いお話になるのですが、以前は檻の中でしか生活していなかった動物を檻を取っ払い、動物の本能特性に合わせて、人間が歩くルートと動物が移動するルートとをクロスするような形で、自由な動線で動物たちが活動し、その活動を交わっているようで交わっていない人間のルートから観察をするなんて言う構造になってきていたのを記憶しています。あれから時代も進んだため、さらに動物園のシステムは進化をしているとは思いますけど、自由な活動は、動物たちの自然な巣の巣縣をみることができるのでとても楽しいですね。

 

 今年の夏は灼熱でとても暑い日々が続きましたが、炎天下においてもヤギたちは元気に人間が必死にやるべきだった草引き労働を担っていただけております。これからも時々、見守りながら、ごまウシも同僚としてのヤギの活動をお知らせしていこうと思います。