ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。インスタグラムも始めてみました。https://www.instagram.com/goma.ushi/

座長初体験

 本日は、Web講演会がありましたが、ごまウシとしては、初めての座長体験と言うこととなりました。

 座長というのは、講演会の司会の延長線上のものに似ているのですが、講演をしていただく講師の先生のご紹介とその講演内容に対して、質疑応答を聴講者に投げたり、そして、質問が少なければ、自ら質問を投げたりして、講演の盛り上がりを支える役割というものになります。今回は、さらに演者とのディスカッションタイムをあえてもうけているため、ここでのディスカッションの相手をするという事も役割としてあります。司会は、開始で講演の演者と座長を紹介し、講演の終わりに終わりますという挨拶をするという役割に限定されます。

 座長は、演者を引き立て、講演会全体を充実したものとなるように演出する役割であるため、講演とは異なり、リアルタイムで状況を見て考えて行く必要があり、アドリブが得意であるごまウシながら、極めて緊張するものとなりました。

講演会場の建物

 講演会場はこのような建物になりました。と言ってもどこなのかさっぱり分からないかと思いますが、そのくらいで…と。ちなみに、建物の前の道に止まっている黒い車がごまウシを運搬したタクシーでした。

 そして、講演会場に到着するわけですが、あくまでWeb講演会ですので…ご覧の通りです。

講演会場

 今回の講演は、ごまウシは、このような会議室でパソコンに向かって座長を務めるわけですが、座長のそばにいるはずの演者は、はるばる遠くにいらっしゃって、演者もパソコンに向かっているという状況でした。もちろん聴講者もそれぞれがパソコンに向かっているという感じです。

 そのため、どれだけの方がお話を聞かれているかも数字ではなんとなく分かるにしても、雰囲気は感じられず、臨場感というものがあまりつかめないというものでした。

 演者の方は、以前から何度かお話しもしたことのある方でしたので、とても気楽に構えることはできたのですが、あまりにすばらしい講演をされたため、ごまウシとしては、場の雰囲気をもり立てるようなことが初めてという事もあり十分できなかったような感じがあり、上手に質問の割り振りもできなかったかな…と思ったりしました。逆に演者から座長へ質問を投げられてしまったりと、演者の方に配慮していただいたような感じとなりました。

 ごまウシの座長として唯一うまくできたことは、定刻に終了することができたくらいでしょうか…。なんとも…

 

 座長体験もなかなか貴重な体験でしたが、事前準備があまりいらないと言う気楽さはある一報、本番で何が起こるか分からない点では、緊張感バッチリのものでした。逆に演者のほうは、スライドを作ったりと事前準備がどうしても必要になりますが、講演をアドリブに近い形で行っているごまウシとしては、そちらの方が気楽かな…なんて思うところがありました。

 どちらにしても、二人三脚のようにして講演会というものは成り立つという事を学ぶ機会となりました。