最近、慣れてしまうと、今までとても困難と思われたことが当たり前のようにできてしまうことがたくさんあることに驚きを感じてしまうところがあります。
みなさんは、以前はなかなかできなかったけど、頑張って日々続けていくことで、当たり前のようにできるようになったことや習慣はありますか?
ごまウシの場合は、2つの習慣が今ではごく当たり前のようにできるようになったというものがあります。
まず1つ。
ごまウシの起床時間は毎日ほぼ5時です。
5時起床というのは、かつてはあり得ないことでした。この5時起床の習慣は、一時的には、今から15年ほど前から頑張って始めましたが、その頃は気が緩むとできなくなりました。
当時、尊敬する師匠が、病院出勤を6時頃で、出勤してから病棟回視診して1日の仕事をほぼ終わらせた時点で、朝会が始まるという形でいつもお仕事をされていたので、日中外来がないときはほぼ書籍を読み続けていらっしゃった経緯があり、その結果として、ものすごい量の知識を保有されていました。その素晴らしさを一生懸命まねしようと頑張った訳なのですが、お休みの日にタイマーをかけずに寝るとすぐにいつまでも起きれない状態が続きました。
そして、今らか8年前に現在の職場に異動となり、通勤に電車を使うようになってから、混雑を避けるため、できるだけ速い電車に乗ることに努めた結果として5時おきの習慣となりました。これを、続けた上に、おととしから始めた、お宅巡りを兼ねたウォーキングを早朝から始めることをスタートし、日曜日も早く起きる意識をしたことによって、いつでも、朝5時頃に自然と目が覚めるようになりました。
年のせい…かもしれませんが、寝ようと思えば何時間でもまだ眠れるごまウシにとって、年のせいとはまだまだ考えにくいかな…。などと、年のせいでないことを主張しておきますが、とにかく、当たり前のように5時に起きるようになりました。
ただし、寝るのは早いですねぇ…。小学生並みかもしれませんが…。
そしてもう一つが…
ウォーキングの距離でしょうか。
ウォーキングといえば、頑張って1時間歩くと上出来と感じていたのが今までですが、おととしから始めたお宅巡りでは、1時間にとどまらず、その日1日中歩くことをしていたこともあり、コースがとてつもなく長く設定したときには、1日に25km近く歩くこともしていました。
最近は、時間のこともあり、あまり歩いていないのですが、本日もあまり歩いたつもりがなかったのですが、久しぶりに歩行距離を確認してみると…
当たり前のように10kmを越えていました。10km歩くことは、今となっては本当当たり前のような感覚ですが、1日1万歩という歩数についても、かつては考えられないものでした。
今では仕事で当直をしたりして、建物から出られないときに限りなく歩行距離が短いときがありますけど、何も考えずに2万歩近く歩くようになりました。
かつてごまウシが研修医の時には、大学病院内をひたすら歩き続けたときに、万歩計が2万歩を超えていたときに感動したことがありましたが、25kmくらい歩いたときなどは4万歩を超えていたりするので、慣れというのは恐ろしいものだと思います。
起床時間が5時であることも歩行距離が10kmを簡単に超えていることについても、とても頑張ったという感覚は決してありません。何気なくこなしている物でもあります。
慣れというものは、実現困難な事柄であっても、時間をかければ当たり前のようにできるようにしてくれるというものです。
実際には、身体の動きだけに限ったお話ではないと思います。読書のページ数であったり、暗記の数であったり、そして、ごまウシがいましているようなブログの日々の記録などもそうでしょう。慣れというものは、気付けば大きな成果をもたらすものです。
ぜひ、何気なく、難しいテーマであっても目指して日々続けてみて下さい。