本日は、7月6日になりますが、今年初の蝉の鳴き声を耳にする事ができました。もちろん、これはごまウシにとっての初耳であって、既にこの地域において蝉の鳴き声を耳にしている方は多いかもしれません。
この時期は、夏の初めなので、通常は、ニイニイゼミあたりの鳴き声から始まるのですが、既に盛夏の代表の蝉であるクマゼミが鳴き始めていました。
今年については、梅雨明けの当初はとても気持ち悪い感覚に襲われていました。何か変だと思ったのは、この蝉の存在であることにこのときに初めて気付きました。6月末に梅雨がそうそうに明けてしまい、猛暑が連日続いているにもかかわらず、蝉の鳴き声がなく、静寂に包まれていました。暑いのに、夏と言えば蝉…これがないのです。それが鳴き声として全く聞こえてなかったのです。
暑いだけの静かな夏は、やはり不気味な感じでしたね。蝉たちの活動の動きについては、この人間が決めた梅雨明け宣言とは無関係に、ある程度の時期が来たら土から上がってきたという感じです。
ただ、奇妙なものとすれば、7月の頭頃に梅雨の雲の空の中、雨が上がったり日が差したりするときにニイニイゼミだけが、先ずは鳴いていたというイメージではありましたが、7月入ったばかりなのに、いきなりから「シャーシャーシャーシャー」とクマゼミが大きな鳴き声を響かせているのです。海の日もだいぶ先な状況の中で、ちょっと驚きですね。
この早い梅雨明けは、あくまで人間が決めたことではありますが、気候的にこのまま梅雨前線が南下せずに、北上して消えたままであれば、秋にかけての渇水など様々な心配事が増えてきそうで、ごまウシとしては、先々が少し気になるところでした。