ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。インスタグラムも始めてみました。https://www.instagram.com/goma.ushi/

認知症予防教室

 学会から戻り、お宅巡りで日焼けしたごまウシは、なかなか日常に戻れないのですが、なんとか…なんとかに地上に戻り、日々の診療活動に復活したわけですが、コロナを警戒したために減らしてしまっていた、啓発活動を少しずつ再開する流れとなりました。

まちの公民館

 やってきましたのは閑静な風景の中にある公民館です。どうですか?記事を書いている日は7月1日になるのですが、記録的な早い梅雨明けのため、灼熱が続く日々の中で、この句よ雪の写真…。ちょっとホッとしませんか?…。完全に話題はそれましたが、まだ梅雨のまっただ中だったこの当時は、このような雲ゆきの中でお邪魔させて頂きました。

看板

 ごまウシたちが行っている認知症予防教室は、実は、多くの場合、単発のものではなくて、シリーズものとなっており、○回シリーズと言ったような形で、複数回実施し、その中で、ごまウシがお話をするときもあれば、それ以外の看護師や管理栄養士など様々なスタッフがお話をして、充実した情報提供を行っていく者としてできあがっております。

 

 本日は、ごまウシの出番という事で、「認知症とは?」から始まり、初期の症状、脳の解剖学、そして、認知症にならないため(加齢に伴った)の対策方法など、様々な話題提供をさせて頂きました。

 みなさん、目をキラキラさせて耳を傾けて頂けたのですが、少しだけ気になるところ…。圧倒的に女性陣ばかりの参加なんですよね。

 この傾向は、地域によって変化はあるのですが、多くの地域で、女性陣が圧倒的な感じがし、地区によっては完全に男性の参加がゼロである場合もあります。

 男性陣の参加が多い地域は、多くの場合は、いわゆるニュータウンと言われる地域の公民館が多いような印象があります。

 しかし、男性陣がほとんどいらっしゃらないというわけではありません。このイベントが終わると、その時間に合わせて、男性陣が車で迎えに来られていたりするんです。

 

 各地区で一番悩む事柄の一つにどうやって男性陣の参加を増やせるだろうか…地域包括支援センターの悩み事の一つという事になります。

 男性陣は内向的かと言えば、必ずしもそうではありませんが、何分このようなイベント事には参加されませんね。ある地域では、季節柄もありますが、川縁にはたくさん男性陣はいらっしゃるのだけど、公民館には誰もいないと言ったことも多々あります。

 

 お隣の地域といった距離であっても、地区ごとで、空気が全然異なります。

 

 認知症予防教室のような活動は、ごまウシとしては、地域を飛び出して行えたらと思うところはありますが、ニーズがあれば読んで頂ければ、喜んでお邪魔したいと思います。

 

 誘って頂ければ…おいしい餌があれば食らいついていきます…。と言いながら、誘って頂く事ってなかなかないんですよね…。