先日まで、七夕のための、シミュレーション画像として、彦星様、織り姫星様、そして射手座A*様を供覧させて頂きましたが、このシミュレーションの後、なんとなく、クリックしたところにクローズアップした、恒星があったため、そちらに近づいたら、色々と驚くようなデータが載っていました。
なんと、太陽から何百光年と離れている、暗号のような名前の恒星にたどり着いたときに、地球型惑星があることが分かりました。しかも、推測の温度が45度くらいと少し暑いくらいの系外惑星で、その惑星に近づいてみると、リングを持った地球とそっくりの惑星になっていました。そして、この惑星には、複数個の衛星まで従えていました。
写真の景色は、その惑星に降り立った想像図ですが、火山もあり、海が広がる地球みたいな景色でした。
系外惑星がハッブル宇宙望遠鏡でトランジット法という、恒星の前を横切る惑星のちょっとした影から見出す手法で見つけられているということがあるのですが、まさか、リングの存在からさらには衛星の存在まで推測しているとは驚きです。
こんな写真は、まさにSFの世界ですね。しかし、この宇宙シミュレーターはあくまで、天文学のデータから作り出されたものですので、このような想像が現在のデータから作り出されるのはまさに驚きです。
ちなみに、天の川銀河の中心にだいぶ近いところの恒星であるため、夜空はすばらしい光景が広がります。
月とリングの影という不思議な景色の背景に地球では見られないほどの立派な天の川が印象的ですよね。
実際に、この惑星には、高度な文明などが発展していれば、このようなやけを眺める生命体がいるのかもしれませんね。
宇宙のロマンは底なしです。あくまで、データにも度付いたソフトでの想像図ではありますが…。