なにをする?思わず聞きたくなるようなタイトルかと思いますが、ごまウシが、時々、ふざけて気分転換に起動して遊ぶシミュレーションゲームに、Universal Sandboxと言うものがあります。
久しぶりに、夜空の月を見たら、触ってみたくなりましたので、この猛暑にちなんで…太陽を強めてみました。
今回は、現在の太陽と、さらにおそらくと考えられる、これから先の40億年くらい先の太陽とを置き換えてみたらどうなるかというものをやってみました。厳密には、入れ替えるのは難しいので、重さがだいたい同じくらいで、年老いた他の構成である、アルクトゥルスという星に置き換えていました。
色々と横に飾り付けのようにパラメーターが出ていますが、現在の地球と太陽の姿です。太陽と地球を一緒にうつそうとすると、当然、地球は夜側になるので、真っ黒ですが、人工の光がこのように見えるみたいですね。シミュレーションでも綺麗です。
このように人類にとって快適な、地球環境ですが、ぱっと、アルクトゥルスに置き換えてみたら、こんな感じになります。
思わず、ゾッとする大きさになったことに気付かれたでしょうか。
恒星は、とてもたくさんの物質(専ら水素)が集まって、凝縮し、さらにその重さによる重力で、中心部分に圧迫され、さらに中心部分がさらに高温高圧となり、最終的に水素が核融合反応を始めることで、外向きの放熱パワーとなり、その外向きの力と、重力の力とで釣り合ったところで、安定した太陽のような大きさを保っていると言われています。
ところが、恒星が歳を重ねて、周囲にある水素を全部使い切ってしまうと、周りには火球号でできあがったヘリウムしかなくなってしまいます。そうすると今度はヘリウムが核融合反応を起こすのですが、水素の火球号と異なり熱量が大きくなるため、重力より打ち勝つ力が強くなり、外へ外へどんどん膨張し始めるというお話になります。そのため、恒星の外表は、中心角から離れ、結果的には見た目上の気温が下がり赤色っぽくなるのですが、サイズは巨大化するというのが特徴で、赤色巨星などと言われます。
太陽の40億年後は、赤色巨星になると言われています。
さて地球はどうなるのでしょう?だいたい想像がつきそうですが…。1年間動かしてみたらこんな感じです。
さすがに、人類どころか生物は生きていられないような環境になってしまいました。平均気温は800度弱…
もちろん、人類はとっくの昔のお話にはなっているでしょうけど、これを見ると、現在の太陽はとても平和的な存在だと感じます。時々太陽風などと言う磁気嵐の話題が出たりしますが平和なことには変わりありませんね。
日々を幸せだと感じる事で太陽に感謝をしていきましょう…