東日本大震災の11年目とその翌日のごまウシブログ開設1周年と…並べるバランスの悪さは究極ではありますが、昨年は全く想定していなかったことではありますが、1周年という事をきっかけに、東日本大震災について思い返しながら、災害について考えるきっかけを再び作ることが出来ました。
昨日は、地震の瞬間を遠くにいたごまウシが感じた不思議な体験という形で語りましたが、やはり、震源地に近い地域では大きな災害となっていたことは紛れもない事実で、その翌日から、毎日あの津波のニュースが流されることとなりました。
翌日には、東海地方にほど近い長野県での地震があり、これについては、ごまウシが当時いた病院の古い建築物をかなり激しく揺らしたことにより恐怖を実感することとなりました。
そして、直後の大変な状況には何も出来ませんでしたが、愛知県精神病院協会が陣頭指揮に当たった支援活動で、各病院が精神科医や精神科の看護師などを派遣する支援活動の輪番を組んでいただくことがあり、ごまウシは、その活動の便に乗っかり、震災から約4ヶ月経過した7月20日頃に宮城県名取市に宿泊拠点を設けて、相馬を中心とした福島県への支援活動をしてきました。
この保健センターに集合して、保健センターに集まった東北大学を中心とした、メンバーで陣頭指揮に当たっていただき、ごまウシは、近くにある病院で精神科外来の支援を行い、同行した看護師らは、仮設住宅への訪問看護の支援をするという形をとりました。
震災から4ヶ月経過したと言っても、まだ周囲にはおびただしい数の爪痕がありました。
自然の力の恐ろしさを感じた場面でした。