ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

究極の不良品

 最初に述べさせていただきますが、世の中から不良品がなくなることはありません。おそらくコンピュータによる自動製造を行っていてもやっぱり不良品は出現し続けるでしょう。そして、不良品も、少しだけのものから今回の話題のように究極のものまでピンからキリまであるでしょうけど、決して批判をするつもりで書いているわけではありません。むしろ逆かもしれません…。

 

 私は時々当直をしているのですが、当直の日の出勤の時間は、翌日の帰りの時間に雨が降っているかどうかを推測しながら、出勤の時に傘を持って出かけたり、そうしなかったりしますが(折りたたみは普段持ち歩きません)、外れたときには、傘なしになるため、予備のビニール傘を職場に常備しています。

 今回当直明けは天気予報上は曇りだったため、傘を持たずに出勤したわけですが意外にもしとしとと雨が降り続けていたため、予備のビニール傘がデビューすることとなりました。自宅の最寄りで購入したごくごく普通のビニール傘ですが、今はそれでも、ボタンで開くタイプの傘でした。500円未満で購入できるコストパフォーマンスもとても良いものです。

 さて、今回、新品のまま、おいてあった予備の傘の初デビューという事で、覆ってあったビニール袋を外して、外に出て当たり前のように、傘を開いたところ、…??何かしら細長い白いものがハラハラと数個落ち、そして、傘を差したはずなのに、雨がかかり、え!?と見ると、なんと、ビニール傘の骨とビニールが完全に分離して傘となるべくビニールがふわふわとたなびいていました。

f:id:Alois-Alzheimer:20210916221150j:plain

不良品傘

 1回開いただけで、ごらんの写真のように骨とビニールが完全に外れてしまいました。まさに、開いた瞬間に使い物にならなくなった傘です。実用性のある傘とはとても言えません。究極の不良品という事になります。

 「こら!!なんだこんな不良品を販売しやがって!!」なんていうクレームを入れることも一瞬よぎったものの、今までビニール傘は、どれくらい購入してかを考えると、不良品の遭遇率は、ごくまれであることが自分の体験でも感じます。不良品ビニール傘に遭遇した派実は今回初めてです。あまりにも豪快な不良であったためびっくりしましたが、ビニール傘はとにかく頑丈で、長持ちするため、ボロボロになるまで使い尽くしてしまっているものも多いことは確かです。

 

 究極の不良品に遭遇すると、コンビニで気楽に手に入る格安ビニール傘に対して不信感が増大する結果となるのは確かですが、全体を通してみると、あくまで、まれに遭遇するものであるという事の事実は変わりないです。それ以上に、むしろ、安いものであれば、ダイソーでも販売されているものでもあるあのビニール傘が、実用性を持って、多くが活用できている事実を考えていると、あれだけの安いお値段で販売できるのに、不良品の割合がとても小さいという事の方が驚くべきものだと思います。

 よく、安かろう悪かろうなんて言われることもあり、今回のような究極の不良品はそれに該当すると言って諦めがつくような気持ちにもなりますが、一方で、これだけ安かろうのビニール傘だけど、これだけ気楽に実用的に活用されている「良かろう」な品質については脱帽すべきものと思います。

 通勤で普段活用する傘は、ビニール傘ではなく、しっかりと品質保証をされた傘を選んでいますが、品質以外の実用性の面では、何一つ差がないように見えます。確かに、一つ一つの丁寧な作りのきちんとした傘と、細かいところを見れば、とても粗雑に見えるビニール傘とでは見栄えでは明らかな差がありますが、粗雑さが傘としての機能に影響を与えていなければ、とてもすばらしいものです。

 

 今回、究極の不良品に遭遇しながらも、不良品のビニール傘に全く遭遇していなかった事実にむしろ大量生産品の不良品率の割合の小ささに驚かされるものでもあったといえます。