ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

インフルエンサーの必須事項

 インフルエンサーと言う言葉をご存じですか?もちろん英語のカタカナ読みですので英語表記をすれば、influencerとなります。ちなみに、似た言葉としては、インフルエンザですが、こちらは、influenzae (virus)となります。さて、この言葉は、influenceと言う名詞の他院後に関連しているものではありますが、influenceとは影響と日本語で早くされています。影響を与えるもの、あるいは、影響するほど広まることと言った意味合いがあります。インフルエンザはまさに世の中に影響を与えるほど流行するという意味が含まれていることで理解しやすいかと思います。

 そうするとインフルエンサーはと言えば、これは、名詞のあとにプレイヤーのようにヤーをつけたものですので、「影響を与える人」と言うことになります。インフルエンサーと言われる方の一言一言が世の中に影響を与えるという意味で間違いないと言えます。すなわち、インフルエンサーになっている方の発言はすぐに世の中に影響を与えるわけですので、その一言一言の重みはとても重大になります。

 インフルエンサーは実際はどのような方が該当するでしょうか?簡単な話で言えば、自分がその人の話を聞いたらそのままその人の話を受けて行動してしまうような方という事になります。小さなコミュニティであれば、家族内であれば、親の意見と言ったところでしょうか。少し広げると、町内会長さんの意見、あるいは、地域の大物と言われる方、さらに広げると市長さんなどなど。国会議員などもそうでしょう。

 権力を保有した人の発言はそれだけでかなりの影響を与えるものとなりますが、必ずしも権力を持っていなくてもインフルエンサーにはなり得ます。例えば芸能人の方の発言は、まさにそれに該当します。流行などは、芸能人の方々の一言で始まる場合もあるでしょう。

 さらに、特殊なものであれば、専門職の人が発言したら、その分野の状況に影響を与えることとなります。例えば、私たちの業界であれば、医師会長の発言は、医師会全体に影響を与え、学会の会長が発言すれば、その学会、いわゆる医学会への影響を与えることとなります。

 

 ところで、最近は、このような、極めた方々だけがインフルエンサーになるとは限らなくなっているようです。複合型のインフルエンサーが増えたようです。例えば、芸能人と専門職をくっつけたような方、テレビに頻繁に登場するドクターなどはそうでしょう。テレビによく登場するドクターが専門性の面で学会に影響を与えるほどの発言力を持っているとは限りません。テレビとの絆が濃いことで、インフルエンサーとしての効力を倍増させているという事と言えます。

 最近ではさらに、Youtuberと専門職と言う流れが非常に増えているように感じられます。とある私たち医師がよく参照しているサイトで、Youtuberドクターがいろんな面でインフルエンサーとしての役割を果たしていることが触れられていましたが、決して言いお話として触れられていませんでした。

 このお話では、インフルエンサーが語っていたのがコロナウィルスに対するワクチンのことです。様々な、出所不明な情報がある中で、出所不明で根拠の乏しい情報をまことしやかに語ってしまったことで、コロナワクチンに対する信頼を失墜させてしまったというような内容でした。

 

 このお話は一部に過ぎないと思いますが、インフルエンサーとなった方々にとって、何気ない発言も、影響を与えるわけですので、特にインフルエンサーとしてフォーマルな舞台で発言したりする際は、その影響を考え、一言一言を綿密に考え、根拠を以てお話しする必要があると考えられます。いわゆる「エビデンス」に基づいたお話をしていただく必要がある…それどころか、そうしなければならないという事でしょう。

 以前、自論のお話をしたことがありますが、インフルエンサーの方にとっても自論を述べる機会は当然あるべきですが、この自論は当然周囲への大きな影響を与えるわけです。そのため、自論であっても、しっかりした根拠を用意する必要があります。

 社会に影響を与えることができるほどの存在になったというのは、とても名誉なことと思いますが、名誉だけでなく社会に対する自己の発言の責任まで有してしまっているという事を自覚する必要があると考えられます。しっかりと根拠を持ち、さらに持論を展開する場合には影響を与えたときに自分で責任が負えるかどうかも考える必要があるでしょう。

 インフルエンサーは、とても責任重大な役割です。安易に情報流布すべきでない場合もあります。

 

 かくいう私も、取り組み方次第ではインフルエンサーになる可能性はあります。「医師免許を保有した専門科」と言うだけで、医学情報について、公言すれば、聞いた人は信じて影響をすることでしょう。そういう点では、このブログで専門的なお話をする場合には、必ずエビデンスとの照らし合わせを行っています。出典文献等まではさすがに掲載しませんが、教科書と言われる基本的な書物から、ジャーナルまで広げて確認したりとしています。

 ただ、現時点で私はインフルエンサーかと言えば、このブログにおいては、まずないでしょう…時々、検索で訪問していただく方も、どれほどの影響を受けて帰られるか、明確ではありません。さらに言えば、このブログは、どのサイトにもリンクを張っていないため、サーチエンジンがたまたま拾ってくれた、GoogleやYahooあたりで偶発的に見つけられるか、はてなサーチと言った、ブログのオーナーサイト様のサービスによって見つけてもらえるかのどちらかで、私個人でもほとんど広めていないという事で言えば、インフルエンサーとはとても言えないと思います。ただ、専門科が語るという点では、誤った情報を流すわけにはいきません。

 これからも気をつけていこうと思っています。

 

 まとめますと、インフルエンサーとなる方は、その一言一言が影響を与えることを肝に銘じることが必須であり、発言内容にしっかりした根拠と責任を持つ義務を有しているという事です。