ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

事業を展開することの難しさ

 私には未経験のことではありますが、昔から付き合いのある方と事業パートナーを組んで新しい事業展開をしようとすることで時々打ち合わせをしているのですが、事業展開というのはとても難しいと実感しております。

 事業パートナーの方は、ある意味では既に実業家としての位置づけの存在であり、事業を開くというのは、私の見ている限り、新しく、趣味を始めるような感じの気楽な感じで行われているように感じられます。もちろん、だからこそ今までもたくさんの事業展開ができたのだろうと思いますが、医師という職業人であり、かつ雇われている立場というサラリーマンの私には、やはり感覚的には、ついて行けないところがあるのかもしれません。

 ただ、事業の話題を持ちかけられ、やってみようと考え、了解をしたのは私自身であるため、事業を実際に展開できればと思います。私が関与することとなった理由としては、高度医療機器管理責任者という立場の人を必要とする事業であるため、医師免許の応用活用としてのこの高度医療機器管理責任者としての役割を果たすという事ととなったわけです。

 なお、パートナーの方は、このブログの愛読者でもあるため、このようなことを書いているのを見て、またコメントももらえるものかと思いつつ、最近聞いたところ、「あ…最近見てないわ、はっはっはっ」って。ちょっとがっかり…。それはそれとして、事業を展開するに当たって、楽しく展開できればと思う思いも共有できているかなと感じるところではありますが…なかなか、意見や考え方が共有できないんですよね…。

 事業展開については、パートナーがプロフェッショナルとしてできるにもかかわらず、その事業のある意味管理責任者を事業展開素人の私が担うという、矛盾した構成で取り組むこともあり、展開に難航しているといった方が良いかもしれません。

 さて、ここまで書いてきて、一体何で困っているのかというのは全く分からないかと思いますので、これから、少し具体的に書いてみたいと思います。実は書きながら、何か答えがないものかと言うのを考えるために、ブログを利用してしまっているのもありますが…。

 事業展開における発想は、基本的には、事業で成功するかどうかと言うのは、先見性の目と言えます。今回の事業についてもパートナーの先見性の目による発想が起源となっています。その原動力にお誘いを受けて載っかっているのが私という事になります。もちろん、事業展開そのものに、無関係な歴史を持つ私は、それだけで事業に同調するつもりはなかったのですが、その事業展開で収益を上げた先に介護施設などの事業展開に繋げたいという思いがあったため、将来的なことも考え、協力することになったのです。正直なところ、事業展開は異職種でもあり、素人の塊であるため、足を引っ張るだけで迷惑の塊だろうと思ったりするところがあります。精神科医としてのアドバイザーが活用できるのは、展開した事業が傾いたりしたときの従業員への同様波及の回避方法や最低感に向けた、考え方の整理整頓などではあるもののまっさらな事業展開については、慎重論と豪快論とのせめぎ合い程度しか検討できないため、なかなか難しいところがあります。

 このような素人な私がプロフェッショナルなパートナーに口を出すことは釈迦に説法と言っても良いようなものではありますが、管理責任者という立場をとるならば、やはり理念を設けたいというところから、パートナーと事業を進めるに当たっての理念の共有を図りたいところで議論を進めているのですが、パートナーとしては、事業展開のための手続きなどを早く進めたいという考えが強く、理念の共有ができることなく、具体的な動きが始まろうとするため、私が立ち往生してしまうと言う事を繰り返してしまっています。

 事業を展開するためには、展開するための手続きなどの準備に時間をかけている暇がないこともあり、また、下準備が時間かかれば、実際に展開するまでにさらに時間を要するために、展開してからのことについては、あとで方向修正したりするという考え方があるようですが、どうしても、展開後のイメージがわかない中で進めていくというのは、私としては、とても不安でどうしようもないという事もあり、たじろぐと、余計共有できない…などと言ったことで押し問答をしてしまっているところです。

 事業には確かに理念が必要だと思われます。理念なしに事業展開をすれば、それは決して長続きするものではないと思われます。もちろん短期的な事業なら、それで良いのでしょうけど、長期的な事柄も考えた上での動きであれば、なお一層慎重にしたいものです。多くの事業を展開している方のコメントなどを見ると、事業は開いてみてから失敗しそうなら、さっと引くという姿勢を含めて、ダイナミックに動くことが重要であると耳にする事があります。これは、成功体験や失敗体験を繰り返した方が言える言葉でもあり、私のような素人が言える言葉ではないと言えます。パートナーとの押し問答は、これからも続くことでしょう。

 読者であるはずのパートナー…もちろん、この文章も読んでくれているはず…まさか、忘れたなんて言わせるわけにはいきませんが…。引き続き、ゴタゴタすることでしょう。

 

 結論ですが、事業展開という取り組みは、とにかく展開してから、その後の方向修正をダイナミックに行うことになりますが、これができるかどうかで事業は発展するかどうかが決まるのでしょうけど、その方向修正をダイナミックに行える自信がない場合には、私のように、事業展開をする前に立ち往生するのではないかと思えました。とにかく、何事も学び、経験して、判断をしたら素早く動くことが重要なんだとつくづく感じました。