ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

サバ読みのお薦め

 私事ではありますが、このブログを書いているときに、一つ年を追加することとなりました。加齢1年追加…なんて言い出すととても寂しいものがあります。年を重ねることを、年輪を重ねるという表現で表して、人生の熟練度の高まりを指し示すようなことを言えば、少し前向きになれるかと思いますが…。

 

 さて、今回は、サバ読みのお薦めについてお話をしたいと思います。これも認知症に関連した講演会でお話しすることの多い話題ではありますが、実年齢はともかくとして、やはり、年はさばを読むべきであるという事を積極的に言わせていただこうと考えております。

 実年齢と相応の振る舞いをする事は決して悪いわけではないのですが、せっかくならば、いつまでも若々しくいたいものです。若々しく振る舞うことは、そのまま行動の促進から、新しいものへの着手など積極的な脳トレになると言えます。よく言われることですが、気持ちが若ければ体も若くなると言うのはこういったことからでしょう。

 ところで、サバ読みは、どれくらいが妥当なのでしょうか…?これに関しては、もちろん、データのようなものがあるわけではありませんので、自論展開という事になります。

 まずは、日頃特別活動が高くない方のサバ読み設定としては、最低限のサバ読みとして実年齢×0.9はいかがでしょうか(実年齢から10の位の数字を引いたくらいの年齢)?60歳ならば54歳、50歳ならば45歳…逆に年齢を重ねると、80歳ならば、72歳、90歳ならば81歳といった感じです。高齢であるほど大変にはなってきますが、全く不可能な気持ちの持ちようではないと思います。そして、取り組みのはじまりが早ければ早いほど現実的には可能かと思われます。高齢化社会とは言え、最後は「ピンシャンコロリ」がよいと言う事は異論の余地はないと思います。1割減のサバ読みだけでも、現実的には、この目標は近くなるかと思います。

 次に、日頃から健康に意識をしていて、既に実年齢よりも若々しく活動している方に対しては、2割減、すなわち、実年齢×0.8を目標としていただくのも良いと思います。ただ、注意が必要なのは、無理をすると逆に体を壊してしまうこととなります。そのため、最初に述べた、実年齢1割減が達成していることが前提条件となります。このサバ読みがうまくいくと、相当に気持ちは若々しく感じられるでしょうし、周囲もそう感じることでしょう。実際に具体的に実年齢で計算してみます。実年齢80歳の方が、64歳の振る舞いをするという事となります。相当難しいというのはもちろんおわかりかと思いますが、不可能かと言われれば、そこまで不可能な話でもないように感じられませんか?90歳の方の72歳の振る舞い。

 気づいた方もおられるかと思いますが、あまりに激しくサバ読みしすぎると、けがをしてしまいますよね。それとできなかったときにとてもがっかりすることが実際あるかもしれません。思ったように動けない(実際は思った通り…なのですが)と言った挫折感を感じてもらってはいけないため、実年齢より2割減は、相当に厳しい目標と言えましょう。

 

 結論としては、やはり、健康で元気な人生を送るためには、実年齢よりも1割ほど若く振る舞うようにしておくことが現実的に望ましいことであると言えます。

 年を一つ増やした私としても1割減の日々を頑張ってみたいと思います。