お宅巡りは日常的に行っているごまウシのルーチンワークのようなものではありますが、日常的に参拝をしていると、時々、ちょっとした変化を目にする事があります。
今回目にしたのは、小さいと言うよりも、注目すればかなりの大きなものとなります。
近所の田んぼも稲刈りが終わり、藁が干してある景色が広がっていたのもありますので、その藁が干してあるのか…と思いましたが、形がちょっと…。
分かる方は既に気付かれていると思いますが、いわゆる龍神様の藁で作成されたお姿になります。
こちらは、手力雄神社と言われる神社で、宮司さん常駐の神社になりますが、比較的近いところに同じ名前の神社がありますので、間違われてしまうことがあります。
この神社は、実は龍神様とのゆかりのある神社です。
手力雄神社は、主祭神は手力雄神となるのですが、天岩戸に閉じ込められた天照大神を助け上げた神様になります。
龍神様と言えば、弁財天または市杵島姫命と言う女神様が関係してくるのですが、こちらにお祀りされているわけではありません。
実はこの神社の本殿には、精巧に作られた龍神様があり、そちらが、神様として大切にされているのです。
いつもなら、至近距離で撮影をしているのですが、何を思ったのかだいぶ離れて本殿を撮影しちゃいました。わかりますか?巻き付いていらっしゃいますよ。実は一柱だけではなく、反対側にももう一柱いらっしゃいます。
お宅巡りを続けているうちに、ごまウシの推奨とする参拝方法があります。可能であれば本殿の裏側を回ってみることをオススメ致します。貴重な遺跡があったり、誰も来ないだろうと思われる場所に、石碑があって、きちんと説明の立て札が立っていることがあります。
手力雄神社は、よく見ると、回廊の下をくぐって見に行くことが出来るように案内板があります。
神社に参拝される機会があれば、ぜひ裏側に回ることが出来るかどうかチェックをしてみてください。