■瀧神社-3
前回の記事から…鳥居をくぐり神域に入ったわけですが、階段を上り、猿丸大夫の碑をみたところで、なかなかの急な階段が続きます。
この日は濃霧に包まれ、今まで以上に神秘的な空間が広がっていましたが、やはり、この急な階段はつかれますね。とは言え、距離としてはさほどでもないため、頑張れば、ごまウシでも休憩はさまずに一気にのぼることが出来ます。
登り切ると広い空間があります。本殿とそして祠と、社務所とトイレまであります。ちなみに、階段をスルーして社務所そばまで車で来ることも可能ではあります(ここまで車で来てしまうのはちょっともったいない感じがします)。
本殿前には、最近設置されたと思われるベンチが二つあり、のぼって息が乱れている状況をそっと休ませてもらえる感じです。
この写真の背後に当たるところに手水舎があります。
龍の吐水口があるわけではなく、そこから吹き上げ式で水が補充されていますが、こちらは、どうやら近くの川からの水のようです。複数回お邪魔すると、この手水舎の水のあふれる勢いが日によって大きく異なることが分かりました。写真の日は、雨の上がった直後あたりにお邪魔しているため、濃霧にも包まれていたわけですが、手水舎の水はかなりの勢いであふれていました。この記事を書く直近にお邪魔したときは、天気の良い日が続いていたこともあり手水舎のたまっている水も減ってくるほど流量が少なくなっていました。
こちらがお社になります。動画バージョンもあるのですが、なぜかインスタグラムに投稿しても表示されないという不思議な現象が発生していました。御神気が…などとスピリチュアルなことをごまウシが語っても神秘性は感じられませんが、不思議なものですね。
ただ、この本殿、祠の周辺にいると、時間を忘れさせてくれるほどの不思議な感覚となり、ぼんやりとたたずんでしまう感じがあります。とても言いリフレッシュとなります。
瀧神社は、この祠が重要な位置づけではありますが、実は、もう一つとても重要な場所があります。それが、「瀧」という名称にある通り、権現滝があります。手水舎の裏にある、階段を降りて、獣道のような道を降りていくとそこには、神秘的な滝があります。
こちらはマイナスイオンと言えるクールな風が滝から流れ込んできており、こころが現れ続ける感じがします。ずっとみていられるスポットですね。
こんな感じで、瀧神社はとても癒やしの空間で、ごまウシとしては、頻繁に訪れている場所でもあるため、こちらを中心にこれからもお邪魔はしていくのですが、ご紹介をしておきながら、注意すべき点があります。
それは、駐車場がそれほどあるわけではないということです。
推測ではありますが、駐車できる場所は
鳥居の前あたり1台程度
滝と鳥居の間の道沿いに2−3台程度、社務所付近3−4台程度、滝の前2台程度
こんな感じで、社務所付近以外は、道沿いのような感じになります。すれ違いは難しい場所も多く、この瀧神社のある乙狩地区は、とても静かな場所でもあるため、間違っても、車を連ねて集団で訪問したりすることは避けて置いた方が良いかと思います。1台に集まって乗車していらっしゃることがよいのではないかと思います。また、滝の音や水のせせらぎの音、自然の音など、繊細な音が広がる場所でもあるため、しゃべり声すら、この静けさを妨害するほどのところですので、しんみりとした気持ちで訪問されることをオススメ致します。