ごまウシの頭の中では、時々、趣味と融合した概念が発生することがあります。多元宇宙論とものとられ妄想は、もちろん、理論のつながりもなければ分野も異なりますが、これがなぜかつながってしまいました。これをしばらく語ってみたいと思います。
もちろんですが、「持論」そのものであって、何らかのエビデンスがあるわけでもないため、SF小説のような感覚で見守っていただけますと幸いです。もちろん、SF小説扱いという言葉自体も大変失礼なお話しなので、虚言とでも思ってもらっても構いません。
さて、先ずは、ものとられ妄想のお話…ではなく、なぜか多元宇宙論のお話しから始めてみようと思います。
多元宇宙論については、様々な解決をしない課題などを集めて理論化したものという形で批判されている理論でもありますが、宇宙は実は無数存在しているという理論になります。例えば、他の次元の宇宙とはブラックホールを通じてつながっているとか、宇宙の始まりのビッグバーンについても、何もないという概念がつかみきれないこともあり、たくさんの宇宙が並んでいるところで、生まれてくるものという捉え方であれば、雰囲気的な体裁もできるなどなど…。
もちろん、それ以上に、今の科学技術では説明のできない事柄を多元宇宙論があると説明しやすいこともあります。この多元宇宙論の中の一つの理論の中で出てくるお話にパラレルワールドというものがあります。
パラレルワールドが、今回のものとられ妄想とつながるお話になるので、パラレルワールドについて話題を振れてみたいと思います。
パラレルワールドについての話題は、時々SFにて登場するものでもありますが、代表的な英語として存在するのがバック・トゥ・ザ・フューチャーがあります。
この映画でパラレルワールドの存在を示す内容としては、タイムマシーンを発明した博士の車に乗って、過去に行き、そこでトラブルに巻き込まれながら主人公が再び現在に戻ると、もともとの現在とは異なる出来事が発生したりしているという事に遭遇します。
このお話は、過去にAと言う事柄やBと言う事柄があったときに、どちらかを選ぶことにより、その結果に基づいた時代が進んでいくわけですが、Aを選んだ先の未来とBを選んだときの未来とは当然異なる未来になるという事になりますよね。このAの世界とBの世界を時空的には一緒なのに、内容の異なる世界であるため、パラレルワールドという事になります。バック・トゥ・ザ・フューチャーでは、タイムマシーンにより、その選択の前の段階に立ち返るため、その時の振る舞いにより、未来の道筋が変わり、主人公が生活している時代とはパラレルに存在する時代に行ってしまったという事になってしまうと言う事になります。
ごまウシの生活スタイルでたとえでお話をすれば、もっとわかりやすくなるのですが、例えば、本日お昼過ぎに、お昼ご飯を食べたにもかかわらず、空腹感が継続していたため、どうしようか、どうしようかと悩んだ結果、コンビニエンスで大きなシュークリームを買ってしまった訳なのですが、その結果として、体重が1kg増えてしまった…等言う事実があったとします。
しかし、もしも、そこを我慢して、シュークリームを食べずに我慢が出来たとした場合、ごまウシの体重は増えることなくすんだという結果をもたらすことになります。
体重計に乗る瞬間はどちらも一緒ですが、体重の数値が1kg異なるという結果になっており、選択の違いにより、それぞれの体重の結果は、パラレルワールドにおける結果という事になります。
さて、このパラレルワールドが、認知症の世界において、ものとられ妄想では、出現する世界観であることを次にお話をしたいと思います。