みなさんは、何気なく空を見上げたりはしていますか?ごまウシは、外を歩いたりするときには、足元の草花などを見るのも好きですが、空を見上げるのも好きだったりします。
空の雲などは、人間の力で作り上げることのできない絵画だったりしますよね。そんな自然現象をちょっとの移動時間中に楽しめるのはとても素敵ですよね。
夕方の何気ない景色ですが、色合いは落ちてしまいましたが、これは分かりますか?
ハローと言われる現象で、太陽を中心に円形に光り輝く虹のような色合いがみえています。写真では輪郭だけははっきりわかるかと思いますが…。
科学的なお話をすれば、高層の雲の中の氷に夕方の太陽光が当たり、その光がプリズム上に分光された結果として、同じ角度の位置に色が分布する、いわゆる虹と同じ現象が発生していることになります。
そんな理論的なお話をしたからと言っても、面白くはありませんよね。このハローはそこに氷のつぶがあったから…なんだけど、だからといっても、このような幻想的な景色を見せてくれるとは限りません。太陽の位置、上空の風の動きなども含めてです。もう少したつと、このハローの真ん中を飛行機が貫き、ハローが太陽の下降とともに消えてしまいました。
この瞬間だけ見えていたわけですので、ハローがみえたら、すばらしいことがあるかもしれない。いや、すばらしい現象を御田のだから幸せなんだ…などと、気持ちで受け取ることが大切ではないかと思います。ハローを理論ではなく気持ちで受け取ったからと言って誰も迷惑はしませんよね。ストレートに気持ちで受け取ると、何気ないことでも幸せな気持ちになりますよね。
左下にみえる電線は、人工物ではありますが、筋雲はもちろん自然の造形物です。実際は、それぞれの雲がキラキラと輝いていました。雲輝くなんて不思議な感じなのですが…。
理論的に言えば、筋雲は筋雲ですが、今度は、日の出の横から差し込む太陽光が筋雲の下側を照らして、上側は日が当たっていないことにより、絶妙なコントラストで、雲が輝いてみていることになります。
何だ…日の入り方によるものか…と理論的に理解をしてしまえば、単なる雲になります。
しかし、これは、通勤の朝の電車待ちの雲の景色ですが、輝かしい雲で何かいいことが降ってきそうな気持ちになって眺めていると幸せな気持ちになります。
すがすがしい気持ちで、電車に乗り通勤することができたのは言うまでもありません。
ごまウシとしては、理論的な理解という事は、日常生活の問題解決には必要なことではありますが、時と場合によっては、その理論的な思考をオフにして、気持ちでストレートに解釈をこめて楽しむこともよいのではないかと思います。
そのような思いで過ごしていると、何か不思議な力を頂いたような気持ちになりますよね。あくまでそのサンプルにはなりますが、みなさん、色々な自然現象を、楽しんでみてはいかがでしょうか?