ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

知りたがりの脳ーーー強みと弱みーーー2

 本日は知りたがりの脳の強みについて、考えてみたいと思います。

 知りたがりの脳の強みというものは、とてもわかりやすい形で、日々の生活の中では、繰り広げられています。

 ごまウシの場合で例えを出してみましょう。朝通勤をするときに、必ずごまウシは、Weather Newsを確認しています。よく登場するのはそういった理由です。

weathernews.jp

 今日は、天気のお話ではありませんが、朝にチェックをするという知りたがり脳が求めているのは、もちろん、道中に雨に遭遇するかどうかの情報を知ることにあります。この結果として本日は傘を持って出かけるかどうかの判断をするわけです。脳がその情報を知ることにより、出発前にいくら晴天で心地よい空が広がっていても、夕方には雨が降るとなれば、晴天であっても傘を持ち出すことになり、結果として、帰りにぬれて変える子を避けることができます。

 

 また、知っていることで、対応する事柄速やかに終わらせることができるようになります。これはまさに、今の医療と行ってもいいでしょうか。たくさんの情報を頭の中に入れることにより、外来などにいらっしゃった患者さんの状態を観察し、問題を早くに見つけることで、その情報の中から治療法を見出し、問題の解決に繋げていくわけです。

 

 知ることにより、その後の先の見通しが学べるようになり、またそれを重ね合わせていくことによりさらに発展的な先々の方向性を明瞭に立てられるようになる。これが現代の医療であり、さらに言えば、人類の便利な文明社会の根本と言ってよいことでしょう。

 ごまウシも含め、日々の生活がとても心地よく、快適に過ごせているのは、まさに、人類が昔から物事を知り、学び、そして、理論として展開し、さらに知見を重ねて組み立てられた知識の上で成り立つ理論の結果として、作り上げられた技術が下支えとなっているわけです。

 

 これこそが知りたがりの脳の強みと言えるでしょう。

 

 さて、この知りたがりの脳の強みを見てしまえば、実は、生きるための技術でもあり、弱みなんて言うものが存在しないように感じられるかもしれません。しかし、この万能とも思える強みの背景には、実は、弱みというものが存在しているわけです。この弱みこそ、現代社会におけるみなさんが抱く苦しみのひとつでもあると言えます。

 

 次に弱みについて触れていこうと思います。