春の気持ちのよい感覚にふけることができているのは、人間だけのお話ではありませんね。もちろんごまウシも春を楽しむことができているわけですが、散策をしていると、春を楽しむ動物たちにも出会ったりします。
よくお邪魔している、神社には、そのような姿を見ることができます。
さて…どこにいるでしょうか?
そうです、1段目の階段のところを横切ろうとしている姿が分かるでしょう。この神社には、日常的にリスがいますが、冬の間は、鳴き声も含めて全く耳にしなかったのですが、この前の週あたりから、鳴き声を耳にするようになりました。しかし、この日はですね、人のそばを駆け回っていました。それも、この1頭だけではなく、さらに他にも複数駆け回っていました。カメラを構えて撮影するまでの間にさっと移動してしまうので、動画ならなんとかなるかもしれませんが、写真となるとなかなか難しいところがあります。
至近距離であれば、目と鼻の先の柵の前をは知りすぎたリスがいましたが、リスの駆け回る蹄のような音を耳にしたのは初めてでした。以前、リスが鳴いているときに腹圧をかけるためなのか、尻尾が振って下に下がるのですが、駆け回っているときには、リスの尾は、身体が上下していても常に一定の位置を保っている感じで尻尾に身体が支えられているような走りをしていました。5頭はいたかな…春になって喜んで駆けずり回っているように見えました(実際は冬眠明けで空腹で餌を探し回って、古い地面に落ちたドングリを集めているのでしょう…)。
他には、春眠暁を覚えず…といった感じの雰囲気もありました。
散策途中の祠の前で、ちょこんと座る猫ちゃんがいました。近寄っても微動だにしなかったので、思い切って手を差し出したら、近寄ってきました。完全に人慣れしていますね。
ごまウシの手はともかくとして、このポジションで手を差し出すと、猫は、なぜかさらに頭を下げようとしました。このポジションだと、あごあたりをさする…という感じになるかと思ったのですが、さらに頭を下げました…。
結果としては、頭をなでてあげる形になりましたが、頭をなでたら、頭を手に押しつけてきましたので、なでて欲しかったんだという事が分かりました。
育てたりするのはごまウシにはできませんが、友好的なこのような姿を見ると、嬉しくなりますね。言葉でのコミュニケーションはないのですが、なんとなく、種族を越えたスキンシップというのでしょうか…
やはり春ですね。