本日は、仲間と一緒に、川島町と言われるところにある薬草園に行ってきました。存在は知っていたのですが、なかなか機会はなく、今回初めての訪問になりました。
こちらは日曜日には閉館しているため、何か理由や目的がない限り、お邪魔することが難しいところですが、今回、こちらの博物館では、就労支援として、若年性認知症の方に対する支援を行っているという事で実際のところを見学させていただいた流れでした。
個人的な情報もあるため、そちらのお話は、触れることができませんので、こちらの博物館について、少しご案内したいと思います。
こちらは、木曽川の中州に当たる場所にあり、周囲もとても閑静なところで、ひっそりとありました。建物はごらんのような存在感のあるもので、周囲は、薬草園と言うだけあって、様々な植物が栽培されており、いわゆる庭園が広がっていました。
本日は、目的が異なったため、図書館も、展示館、そして薬草園なども十分見ることはできませんでしたので、またの機会を考えておりますが、1日で回りきれるかどうか…と思えるほどの充実ぶりでした。
こちらの薬草園は、製薬メーカーさんである、エーザイが管理運営をしているところで、日本に古くから存在する製薬メーカーさんは、このような薬草園だけでなく美術館などを保有し、地域の文化や環境支援に当たっているところがあります。
エーザイもその活動の一環で、以前からこの地で薬草園と博物館を雲煙しています。今はサザンカが満開ではありましたが、冬だけあり、きらびやかな感じはありませんでしたが、季節ごとで花を咲かせているという事をお話を伺いました。
本館はご覧の通りですが、実際は、とても迫力のある建物となっています。川島町は岐阜県ですので、この形は、そうです!合掌造りになります。こちらには、薬草に関連した常設展示のブースがあり、エーザイは漢方薬を取り扱っているわけではないのですが、薬の歴史としては、漢方薬の根源とも言われている傷寒論などの文献が展示されてあったり、富山の薬商人の像が飾ってあったりと、なかなか、興味深いものがありました。
ちなみに、載せませんが、写真撮りまくりOKだそうです(もちろん、常識的な範囲ですが)。
薬草園ばかりのご紹介にはなりましたが、就労支援については、エーザイは日本で一番最初にアルツハイマー型認知症の治療薬を発売していることもあり、認知症に対する情景は非常に深く、人道的支援や地域貢献について、長年にわたって取り組んでいるため、ごまウシも含めた、認知症の支援の活動をしているものとしては、様々な支援のノウハウなどを保有しており、多くのことを学ぶことができました。
もちろん、学んだとしても実際にそれを模倣などをして実践するのは容易なことではなく、できることをいくつか活用して、活動への展開を行っていく形につながればと考えているところです。
この薬草園は、そういった就労支援(認知症に限ったお話ではないようです)の温もりの中で維持運営されていますので、とても、温もりを感じる雰囲気の中にありますので、見学に来られることをオススメ致します。