ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。インスタグラムも始めてみました。https://www.instagram.com/goma.ushi/

認知症初期集中支援チームフォローアップ研修

 本日は、Zoomを活用した、タイトルの研修会の講演を行いました。Zoomで講演することについては、今までも経験はありましたが、今回は、自分のPCで行ったため、環境的には思いっきりリラックスをしていたのですが、何とも言えない緊張感があり、ドキドキの1時間でした。

Zoomで使用したPC

 やはり、オンラインの講演会の一つの実感のわかないところに、今回の講演は、県全体の認知症初期集中支援チームにかかわられている方々が参加されていることもあり、参加者名簿上は100名近い参加者がいらっしゃったはずなのですが、まったく実感がわかず、このPCで時々行っているメーカーさんとの打ち合わせくらいの数人で話をするような感覚で臨んでしまいました。

explore.zoom.us

 「認知症初期集中支援チーム」については、どのくらいの方がご存じか…ごまウシとしてはその点も気になるところではありますが、チームの位置づけは、時代とともに変化をしているものの、厚生労働省の方針の中では、それほど具体的なチームの活動内容を示しているわけではないため、実際のところは、基本的なコンセンサスが得られている活動以外については自由にアレンジができるものでもあります。

 認知症の初期介入として相談を受けて対策を検討する事例検討から、認知症についての啓発活動や、認知症カフェなどにかかわっていくチームとしての活動など活用の方向性は、多くあると考えられます。ただ、事例検討だけでチームを運営していると、事例検討をして対策を実際に行っている地域包括支援センターの活動と重なってしまうところもあるため、このチームの存在意義が疑われてしまうことがあります。

 根本的なところでは「認知症初期集中支援チーム」という名称そのものの知名度が低すぎることが問題なのではないかと思うところがあります。チームが前面に出て、公開講座や座談会、そして、カフェでの活動、場合によっては、地域のケーブルテレビやそのほかマスコミなどで活動紹介をするなどの動きをしていくことが重要ではないかと思ったりします。

 知名度を上げていくとおのずと活動内容が充実してくるものですので、そのような取り組みを提案したいと思っており、知名度に関しては、話題は触れませんでしたが、活動の拡大をお話させていただきました。

 

 ごまウシは、このように、認知症に関連した活動はこれからもぐいぐいと進めたいと思っておりますが、ごまウシだけでは、できる活動は微々たるもの。やはり、多くの方の力があってのことと常々感じております。今回の講演をするきっかけも、多くの方のおかげです。そして、この徒然なるままに書き綴ったブログの宣伝を行えたのも何かのご縁などと思ったりします。

 

 引き続き、こんなごまウシを拾っていただき、活用していただけますと幸いです。