ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

サイコオンコロジー学会

 本日の記事は、本命の学会についてのお話をさせて頂きます。会場は、都営新宿線船堀駅前にある会場でした。マップで見て頂くと、ぱっと分かる会場ですね。

船堀タワーホール

 写真を撮ると江戸川区民ホールとなっていましたが、別の名前で会場となっていましたが、実は、離れてとると、この建物の上にはタワーが建っています。

 

 実は、この学会会場は、2019年にも同じ会場であったことを記憶しています。とても懐かしく感じます。実は、この2019年には、学会開催中に台風19号が東京を直撃した日でした。この時初めて計画運休というものに遭遇し、この都営地下鉄新宿線…学会会場から出たら、止まってしまっていたんですよね。ホテルに戻れない…焦っている中で救われたのがバスでした。バスでホテルに戻ったのを記憶しております。当時の記事には、閑散としている東京の繁華街の写真を載せたように覚えています。

 

 さて、学会会場よりも、学会の内容が大切ですね。

掲示

 この掲示板にあるとおり、サイコオンコロジー学会という学会に参加をしてきました。

 さて…みなさん、そもそも、サイコオンコロジーってご存じですか?

 とてもマニアックな名前の学会とごまウシは思って降りますが、厳密な表現を使いますと、サイコ・オンコロジーと分かれます。

 サイコというのは、精神を意味します。

 オンコロジーは腫瘍学となります。

 合わせて、精神腫瘍学となります。

 日本語に訳したからと行ってもピンときませんでしょ?腫瘍というのはがんのことですので、この精神腫瘍からは、様々なイメージが描かれるが、同時に疑問もわいてくるでしょう。がんという病気が精神に影響を与える?あるいは、精神疾患ががんにつながる?などなど、様々な疑問を感じるでしょう。

 実際は、がん診療における精神科の関わりを専門とした学会ですが、がん患者さんの精神状態のケアとがん患者さんの精神状態ががんの病期の治療や予後にどのような影響を与えているかを基礎研究として研究している分野でもあります。

 

 ごまウシもがん緩和ケアに携わっている一人ではありますが、がん診療におけるメンタルケアは実際はとても大切なのですが、向き合い方がとても難しいので、どうしても目をそらしてしまいがちなところがあります。背けてしまえば、患者さんはやすらぎをえることが出来ません。

 もちろん、メンタルケアを下からと言っても、がんへの恐怖が解消するわけではありません。たとえ根治療法を受け終えたとしても、再発の恐怖については、根治だと言われたって安心できるものではないでしょう。また、再発してしまって化学療法を行っていたりする場合においても、これからどうなるだろうか、治療はどうするのだろうか…どのようになっていくだろうかといった不安に駆られることでしょうし、体力が低下したりすればイライラしたり不安になったりすることも多いでしょう。

 このような困りごとに負担の内容により沿うということがこの学会のテーマではありますが、無理矢理寄り添うわけにはいきません。そして、共感もしたいところではあるのですが、関わるスタッフがみながん体験をしているわけではないため、共鳴するのは難しかったりします。

 

 ごまウシは、背後ではそのようなテーマと向き合っていたりするのです。