ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

エーザイ様、今回は厳しいですね①

 エーザイと言えば、私たちの業界では、アルツハイマーとなります。CMではヒューマンヘルスケアと言う言葉の方がなじみますでしょうか…

 エーザイ株式会社は、製薬企業であることはもちろんみなさんご存じですが、業界人でなければ、あの有名なアリセプトというアルツハイマー認知症の治療薬として初めて承認された医薬品の発売ものとのメーカーさんであることはかなり有名なお話です。

 もちろん、アリセプトだけで、エーザイは存在しているわけではなく、それ以外の胃薬などの発売もしています。ドラッグストアでは、エーザイの製品は胃薬の方が目立つかもしれません。

 

 エーザイは、会社としてはアリセプトでとても大きく成長したと言っても過言ではないと思いますが、そのこともあり認知症については、多くのパンフレットを作成し、患者会などへの支援やエーザイそのものへの若年期アルツハイマー認知症の方の就職の支援など慈善活動も実施しています。

 そんなエーザイが頑張って開発してきた薬が次世代の治療薬と言われているアデュカヌマブです。日本人向けの製品名はこれから作られていくのでしょうけど、現時点では日本語になじんだ人にはとても発音しにくい物質の名称として、この薬剤が登場してきています。

 アデュカヌマブは、アルツハイマー型に認知症に発症したときに、脳の中に蓄積し、神経毒を大きく発揮する老廃物の一つであるアミロイド蛋白の八量体に対する抗体薬としてか遺髪されました。病態に対する治療薬で、今までのように、弱ってしまった神経を刺激して、「見た目上の復活」とは異なり原因の除去になる薬として開発され、アメリカでは承認にこぎ着けた唯一の医薬品となります。

 今回日本での申請になったわけですが…

 

 結果としては、却下ではないのですが、保留…と言うことになりました。

 

 有効性が十分確認できないという事ですが…とても厳しい判定でした。

 

エーザイ様、アリセプトの時も大変だったと思いますが、今回…さらに大変ですね…。