先日は、コンピュータが修正できないヒューマンエラーについて、お話をしましたが、逆に、修正してくれるシステムについて、見てみたいと思います…。
などとかっこよいお話をしようとしていますが、実のところ…
先日書きましたが…
一瞬ですが居眠り運転をしてしまいました…。
と言う自白ものですが…。
そうなのです。以前の車の運転ならば、確実に前に走っていたワンボックスカーに豪快にツッコんでいたはずなのです。
道が混雑し、だらだらと、ブレーキふんだり前に進んだりを繰り返しているときです。疲れてだいぶ眠たいので、一瞬目が塞がるような感じが出てきました。
…眠い…と思った瞬間、目の前に、ワンボックスのブレーキランプ。
やばいと思い、ブレーキをふもうとしたところ、不慣れな車、ふんだのは、明らかにアクセル。しかし、ふむ前に、ナビに、赤字でブレーキ!と大きな字が表示され、アクセルとは関係なく停止しました。
多分、ブレーキをふんでいても、ゴツン…とやっていたでしょうが、アクセルをふんでいたから、ゴツンでは済みません。
周りに悟られる…事はなかったとは思いますが、さりげなく、遠巻きに見えた、コンビニエンスに入り、大量のフリスクを購入することとなりました。
昨今、ブレーキとアクセルの踏み間違いに関しては、高齢者を中心に事故の報道がたくさんありますが、とっさの判断ミスは、高齢者に限ったお話ではありません。若い方でも、踏み間違えて、立体駐車場から飛び出したなんて言うのもあります。
このとっさの判断は、冷静さを欠いていた場合は、ミスをする事があります。もちろん私もブレーキとアクセルは普通の心理状態であれば、間違えることはありませんが、うとうとモードであったため、冷静さを失っていました。
このとっさの判断は、最も大きなヒューマンエラーの原因になりうるものですが、「とっさ」となる前に事前にコンピュータが修正をする準備をしているという事ができていると、とっさの時点で、余裕でコンピュータが制御できるというものです。
もちろん、この踏み間違いが、高速道路だった場合は…考えると恐ろしいですが…おそらく間に合わないでしょう。
人は、「冷静でない」という心理状態がどうしても発生します。そのようなときに判断ミスをするものです。コンピュータは、冷静さを促すことができるわけではありません。(一時期、まばたきの回数等や目をつむっている時間の長さなどから、居眠り運転を察知し、稽古国を鳴らし、冷静にさせる機能の開発はされていたようですが、まだまだ実用化していません)。
AIが進化しても、コンピュータは、臨機応変は難しいようですが、統計的に分かっているヒューマンエラーを事前に察知する予測システムと、人よりも早く動くという俊敏性については、コンピュータが得意としているものです。
守れないヒューマンエラーもありますが、このように安全確保のヒューマンエラーに対する修正するシステムは、確実に日常生活の中で普及してきていることは、とても喜ばしいことです。
結果的には、コンピュータはすばらしいというお話ではありますが、背後には、人のやることなすこと、とにかくミスが多いので、そのつもりでいましょう…と言うことでした。