ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。インスタグラムも始めてみました。https://www.instagram.com/goma.ushi/

個人情報はどれくらい広まっているか?

 一つ前のブログでは、お休みの時に、決めた基本コースについて触れさせていただきました。自宅から出て、立ち寄る場所の固有名詞を並べてお話をさせていただきました。ネットにこれを載せることで、どれほどに知れ渡るだろうか?来週、歩き始めたら、いろんな人が周りをぞろぞろ歩き始めるのではないか…などとまるでタレントにでもなったかのような想像を一瞬しましたが、そんなことはあり得ないでしょう。アクセス数は、もう少しで800(8月8日20時現在)と言ったところですので、まさか、800人の人が同時に満てというわけではありません。せめて…一人、二人でしょう。それに、まだブログでは、私自身の個人名は、名乗っておりません。読者になっていただいた方は私の名前をご存じな方もおられますが、あくまで匿名を貫き通しております。いつか、堂々と公表する日も出てくるかもしれませんが…

 さて、個人の情報というのは、こういった形で、意図して流布させている場合もありますが、意図せぬまま流布させてしまっている場合もあります。著作権という事もあり、基本的には、そのまま転用することは法的には罰せられるものではありますが、流用されることは多々ありますよね。私は決して、著作権が…などと言ったことは言うつもりはありませんが…

 ただ、個人的に載せていた画像を知らない人に借用されていたのを発見したことが1度だけあります。まだインターネットユーザーが少ない、2000年になる前の学生時代の時のとても古い古いデジタルカメラで撮影したがそうですが、今でこそあり得ない30万画素の写真が知らない人が、載せていました。何のホームページかは忘れましたが、間違いなく、学生時代に休みを利用して、白山スーパー林道(石川県と岐阜県の境界にある道)をドライブしながらとったブナの原生林の写真。とても気に入っていたのですが、当時載せていたgeocitiesと言うサイトの他のユーザーさんのところに乗っていました。当時としては、著作権がどうだとかなにも考えていなかったので、他人に使われたことは、むしろ、認めてもらえたといった気持ちになりとてもうれしくなった覚えがあります。

 インターネット人口がさらに増え、ほとんどの方がインターネットの情報を入手できたりする状況にあるかと思います。個人が発信した情報は、不特定多数の方が閲覧できる状態にあれば、誰でも、自分のパソコンに保管したりすることができるわけです。そして、それをまた情報として、転用することもできるのです。これがまさに拡散というものです。拡散すれば、さらに広める意図がある方がさらに拡散するため、無限に広がっていくものです。一度載せてしまった情報というのは、どうでしょう、どれくらいの期間インターネット上に拡散しているでしょうか?Googleで検索すると、簡単に⑩年以上前の情報も見つかることを考えると、20年とかの期間を超える可能性があり、インターネットが普及したときからのデータが全て、まだまだ巡っている可能性があります。とにかく、デジタルデータですので劣化しません。1995年といったいまから㉕年以上前の写真も日焼けすることなく今でも画素数は少ないもののはっきりとした画像としてみることができます。

 インターネットは、一度拡散すると、回収することは不可能であるため、個人情報は、十分に注意をして扱う必要があります。個人情報としては、会社の名簿などがネット上から盗まれたなどと言ったニュースは、よく聞く話ですが、名簿業者に収集されるだけでなく、そのまま、まき散らし続けられている可能性もあるわけです。個人情報は、とにかく、知らないうちに自分が発信していなくても広まってしまっている場合もありますので、どのくらい広まっているかという事は知っておくと良いかもしれません。

 ちなみに、私自身自分の名前をGoogleで検索してみると、やはり登場してきます。Google Imageで検索するとなんと自分の顔写真まで出てきてしまうほどです。出所を探ると、ああ…なるほどと納得できるものばかりなので、むしろ、名誉として広がっていると思った方が良いかと思いました。しかし、時々、自分の名前などの情報が、どのような形で広まっているかはチェックしても良いか知れません。あらぬ噂が流れていることもあるかもしれません。

 あらぬ噂を流されることはとんでもないことではありますが、個人情報の中でも、他人の情報を流布することもそういう点ではとても厳重に考えておく必要があります。噂というものは、「火のないところに煙は立たぬ」と言うとおり、根本的な出所がありますが、この出所が、さほどの内容でもないこともありますが、それを目にした人が、少し味付けをして拡散し、拡散した人の情報をさらに誇張してさらに拡散して、あり得ない噂に変化している場合もあります。

 話しは戻りますが、個人情報は、このように、ネットに出す場合には充分気をつけていただく必要はありますが、一方で、私が、先日出しました個人情報としての私のお休みの散歩コース…誰が見張るでしょう?私に対するパパラッチ行為があるのでしょうか?周りに見張られているような視線を感じるのでは?なんて言うのを過剰意識と言いますね。

 過剰意識する必要はありませんが、個人情報というものの扱いは、それでも気をつけておく必要があります。