ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

新型コロナウィルスのワクチンの副反応から思うところ

 新型コロナウィルス感染症についての話題は、いろんなところで語られていることもあり、あまり取り上げようとは考えていませんでしたが、最近、ワクチンの副反応についての話題が多くなりつつありますので、この副反応について触れつつ、この副反応から、製薬企業が創薬するに当たっての私自身の思うところについて、語ってみたいと思います。

 新型コロナウィルスに対するワクチンについて、変異株にはいまいちであるとか、これから先も年に1回摂取しないといけないなどと言ったいろいろと喜ばしくない噂もある一報で、人口の過半数の接種が完了している、アメリカやイギリス、そしてイスラエルなどでは、感染者数が激減しつつあるという話題まで様々な情報が錯綜しています。副反応は強いとは言いつつも、結果的には文明の保持のためには接種をした方が良いという思いには最近なっており、副反応の話題が出ても接種を推奨するようにしています。

 私は幸いなことに比較的早くにワクチンの2回接種を終わらせることができました。現在は、既に接種も終わって1ヶ月以上経過しているため、ワクチンの効果がふんだんに発揮しているときだろうと信じているところではあります。その上で、先ずは副反応の体験談をしたいと思います。

 

 副反応については、噂で流れているとおり、1回目よりも2回目の方が強くでるというのは、確かに事実と言って良いでしょう。私の体験であれば、1回目は、接種した部位の局所的な痛みにとどまりましたが、その痛みは1日半ほど続きました。これに関しては、それ以外にも鎮痛剤や安定剤などの筋肉注射と同じようなものではないかなと思える程度のいわゆる筋肉痛でした。周囲の接種者の感想を聞いても、だいたい大方はそのような感触でした。1回目については寝込んでしまったりした方についてはほとんど耳に入りませんでした。中には、筋肉痛の話題について盛り上がっていることに驚かれた人もいて全く何もなかった人もいたようでした。

 問題は2回目です。2回目接種後、半日くらい経過した頃から1回目と同様に筋肉痛が始まり、変わりはないかなと言う印象でしたが、その後、けだるさがひどくなり、なんとも身の置き所のないようなどうして良いか分からないようなだるさに襲われ、ちょっとした悪寒のようなものも感じることとなりました。翌日は普通に出勤したものの、けだるく、仕事への集中は半分といった感じでしたが、仕事を終えることはでき、その日の夜はそのまま当直に入ることもできました。二日目もやはり倦怠感は続き、その次の日にはうそのように消えていました。私は熱は結果的には出ませんでしたが、周囲で多くの方が37度ちょっとと言った微熱を認め、1回目にはなかった高熱を認めた方もおられ、翌日に仕事をお休みした方もおられました。結果的にはほとんどの方が共通して感じた2回目は、1回目と異なり、筋肉痛だけでなく、全身の倦怠感が伴うと言ったところで、明らかに、2回目は業務への集中を阻害する結果となりました。ただし、周りに悟られることなく執り行うことができた人がほとんどという感じでした。

 いろんな噂が流れていますが、1回目筋肉痛、2回目筋肉痛と全身倦怠感・微熱と言った副反応が平均的な副反応と解釈していただければと思います。

 

 さて、これほどの副反応がたくさん認められるような医薬品が今までに存在しただろうかと振り返ってみると、副反応が避けられない抗がん剤免疫抑制剤と言ったもの意外にほぼないのではないかと思われます。日本には専ら世界一の製薬企業であるファイザー製品がワクチンとして使用されていますが、あのファイザーが作り出した医薬品にしては副反応が多すぎるという事が感触として思います。これはやはり原因というものが存在すると考えられます。

 本来ならば、ファイザーは、新型コロナウィルスワクチンについては、複数年かけては遺髪と改良とを重ねて、臨床治験を通じてようやく市場への販売が認められるものと考えられます。そして、今回のようなたくさんの副反応については、治験の段階で確認すれば、例えば混合していたポリエチレングリコールを他の物質に変えたり、それ以外の気質なども変えたりしながら、効果を担保しながら、副反応が小さなものへと改良に改良を重ね、そして治験を重ねて、最終的に9割以上の効果に対して副反応は、ほぼ無視できるくらいまで落とし込んで申請し販売に繋げていくと思います。

 ところが今回は、世界的にも政府も含めて、とてつもない焦りがあり、さらには、ファイザーとしても使命として感じつつも焦りがあったため、不充分ながらも、市販する方向に突入せざるを得なかったと考えられます。そのため、改良の余地がたくさんある中で、世論を受けて、無理して途中段階で発売した形になるのではないかと思います。そういう点では、現在のファイザー製品も含め、モデルナやアソトラゼネカなどのワクチンも、突貫工事の上でこしらえたたたき台の製品と言って良いでしょう。そのため、当然ながら、既に情報を集めながら改良に努力を重ねていると考えられます。

 今回本当にやむを得ない状況から副反応の多く残された薬品の使用が認められましたが、本来では、現在の製品の治験結果を受けてさらにさらに改良を重ね、最終的にさらに進化したものとして市場に出るものと考えられます。

 

 結論からすれば、現在の各種ワクチンは、まだ未完成と言って良いでしょう。そのため副反応も多く、辛抱しないといけない点は多いと思います。製薬企業がどれくらいの資金を持っていても、やはりせかして創薬するとやはり、犠牲となる部分は多いと思います。医療というのは慎重さを必要としているもの、やむを得ないながらも、今回は世界的に慎重さを犠牲とした、強引なワクチン導入で会ったと言わざるを得ないと考えられます。新型コロナウィルス感染症については、実際のところ、ある程度もしかしたら、最初のSARSあたりから、コロナウィルスのワクチン開発を地味に始めておくべきだったのかもしれません。1年で発売は企業としても厳しかったのでしょう。

 その点で言えば、とにかく、先読みと先行投資と言うことが、安全な製品を作り上げることにはとても大切なものと考えられ、早くから先を見据えて、慎重に時間をかけて準備をしておくことが今回の世界的な副反応の強いワクチンと向き合う事への教訓と言えましょう。