ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。インスタグラムも始めてみました。https://www.instagram.com/goma.ushi/

天の川の季節が近づいてきました。Vol.2

 七夕のお話で、昨日登場しましたのは、彦星であるAltairでした。そういえば、昨年の七夕の時期にも、同じようなテーマで登場させたことはありますが、その時の黄字とは似ていますし、振り返りのような部分もありますが、何事もなかったかのように触れていこうと思います。

 彦星を登場させれば、お相手が重要ですよね。織姫星になります、Vegaです。この星は、実は、Altairよりもさらに一回り大きな星で、太陽の2.6倍の大きさとなります。

 Altariが太陽の1.7倍ほどで、比較のためにシリウスを登場させると、シリウスは、ちょうど太陽の2倍、Vega波佐羅に一回り大きい2.6倍なので、かなり大きな星という事になります。

Vega

 あれ…よく見るとAltiarと同じく少しラグビーボールに近いような…案外Vegaも自転速度が速く、13時間程度で自転してしまっているため、赤道付近が膨らんでしまっているんです。

 なんと、昨日の彦星がぽっちゃりさんということが分かったとともに、織姫星もちょこっとぽっちゃりなんですよね。

 七夕のお話には、いずれもスレンダーな彦星様と織り姫様が現れてくるのですが、恒星としてはどちらもぽっちゃりさんで、しかも、太陽よりも巨大で、織り姫様の方が巨大という、物語をだいぶ壊してしまうイメージとなってしまいます。

 

 違った視点で七夕を楽しむのも重要ですね。

 

 

天の川の季節が近づいてきました。Vol.1


 まだ、先ですが、七夕の季節が近づいてきました。

 七夕に必要な星空と言えば、天の川とともに彦星と織り姫星の二つですね。

この3つについて、事前にある程度知っておくと、七夕が、また深まった気持ちになるのではないかと思います。

 さて、先ずは、彦星を見てみましょう

Altair

 背景に天の川を配置した写真を作ってみましたが、太陽と同じ恒星ではありますが、ちょっと違いますよね…。

 先ずは色調ですが、太陽よりも、少し表面温度が高いため、黄色よりは白と言ったような色をしています。太陽の重さに対して、1.7倍ほどの重さであり、一回り大きい恒星になりますが、それよりも目を引くのは形ですよね。

 なんとラグビーボールみたいな形をしているのです。

 太陽はほぼ球形なのに、なんでこんないびつな形をしているのでしょう?

 これは、時点のスピードがとても速いということが物語っているもので、8時間程度で自転しています。太陽よりも大きなものが8時間程度で回っているわけですので、表面は、秒速250km弱のハイスピードで回っているため、遊園地にあるコーヒーカップを回しすぎたときのことを思い起こしてみてください。遠心力で、外へ放り出されそうになるわけです。そのため、赤道付近が膨れ上がり、極が潰れてしまうといった状態になってしまっているのです。

 辞典がなぜ早いかというのは諸説があるのですが、まさか、彦星様スレンダーではなく、ぽっちゃりスタイルだなんて、びっくりですよね。

 ちなみに、猛烈に自転している恒星は、他にも存在し、さらにラグビーボールのようにみえてきます。

Achernar

 この星は、Altairよりもさらに重たい星で、太陽の6倍以上の重さがありますが、Altairと同じようにとても早い自転をしているために、このようなラグビーボール型の変化をしています。時点が早くなればなるほど細長くなっていくとは思いますが、一定以上の速さを超えると星は壊れてしまうことでしょう。逆に密度の高い星であれば、もっともっと早く自転している星はたくさんありますよね。中性子星などはまさにそれになります。

 今回は、彦星様であるAltairのご紹介でした。

 

 

ご冥福をお祈り致します。

 ごまウシが久しぶりに神々のお宅を巡る時間が少しあり、久しぶりに、御朱印を頂きによくお邪魔しているお宅に訪問したときのことです。

柏森神社

 この神社は、御朱印を頂く時にお邪魔しているわけでなく、何かあれば、夜遅くてもお邪魔していたりするところで、御朱印帳が新しいものになるたびごとに御朱印を頂いたりしていました。

 そういえば…いつも、宮司さんに直接書いて頂きながら、最近のことなど雑談が長々と続くので、楽しい時間を過ごせていたのですが、昨年末あたりから書き置きが多いような気がしていました。年始めの時にお邪魔したときも、確か書き置きだったので、久しぶりに、どうかなって思って社務所にお邪魔したところ、宮司さんの奥様がいらっしゃいました。

 今日は書き置きです…と言うことでしたので、頂きつつ…「最近宮司さんの姿を見ないのでお元気にされているかしら?」などと聞いてみたところ、奥様の表情が曇り…「今年の3月になくなってしまったんです…」とお話しされました。

 察することも出来ず、なんと言うことを聞いてしまったのでしょう…まだショックがありますと奥様はなしをされながら、御朱印の日付を記入して頂きましたが、新しくお客様がいらっしゃっていたので、長くお話しできませんでしたが、申し訳ないとしか言いようがない雰囲気を作ってしまいました。

 

 あとで、周囲を見回すと…宮司さん愛用の車は枝葉が堆積しており、長期にわたり動かしていないことがわかり…何買ったということが分かる気配はたくさんありました…。

 

 そして、何気なく、本殿の付近を見回すと…。

ご神体

 ずっとこちらを見つめているのです。隣の稲荷神社や秋葉様などなど柏手をたたいても微動だにせずに見守っています。そして、姿の見えないところでお祈りをしているとふと見ると、乗り出してこちらを見ていたり…。

 宮司さん?

 など、思ったり…。

 

 短い期間ではありましたが、とてもお世話になりました。

 ご冥福をお祈り致します。

 

 

6月の気配

 バタバタしていたのですが、ちらっと神々のお宅にお邪魔することが出来ました。しかし、いつの間にか6月に入りましたね。梅雨が今年は始まりが遅いかもと言われていますが…この記事が載る頃には梅雨入りしているかな?

紫陽花

 薄曇りではありますが、明るい天気の中での紫陽花もまたいいですね。
 静かな神社の中で、紫陽花の色が映えていました。
 お寺さんでも紫陽花がたくさん咲いていたり、飾ってあったりしますけど、やっぱり違いますよね。神社は、天然という感じで、お寺は、人工的な自然美といった方が良いでしょうか…。もちろん、お寺のお庭はまた違った荘厳な雰囲気があり、見入ってしまいますが、神社の自然美はまた違った意味での素敵さを感じます。

 ごまウシは、まだお寺巡りはしておりませんので専ら神社となります。

宗形神社

 自然美と言ってももちろん剪定などはされていますけど、なんとも言えぬ木漏れ日の見える景色は素敵です。日差しが強いときには飛び込みたくなります。とても小さい敷地ですが、オアシスという感じがします。

宗形神社敷地内

 頭上を見上げると、山奥の森の中のような景色です。隣はテニスコート、比較的大きな道で囲まれているため、音はたくさん聞こえますが、景色だけは山の中の木漏れ日です。

 いかがですか?

 神社の境内は、物思いにふけるには絶好の場所になりますよ。

 ベンチがあれば最高ですが…蚊がちょっとね…。

 

 

幼少期の思い出

 電車の乗り換えもかねて、懐かしの駅で降りてみました。一宮という駅ですが、そうそう、神々のお宅巡りの中では、各地区の最上位に位置づけられるNo1のお宮さんのことを一宮といいますが、ここは、まさに尾張の一宮です。

一宮駅

 愛知県では、豊橋や豊田と並んで、人口45万人のとても大きな都市で、名古屋のベッドタウンとも言われているところではありますが、熱田神宮と並んで、一宮としてます弥陀神社が君臨している場所でもあります。

 そのような都市の駅ですから、この立派な駅ビルは納得の出来るところとなります。

 さて、ごまウシは、この一宮には、幼少期から、時々遊びに来ていました。

 いとこが一宮に住んでおり、同い年でもあり、よく遊んでいたことを覚えています。

 当時…一宮駅は…木造でした…。木造で、駅員さんが二人いて、切符を回収してくれていました。

 この駅ビルは正面ですが、裏側には百貨店のビルが建っています。大きなビルではさまれたこの駅は、とにかく私の記憶には木造駅舎なのです…。

 

 おそらく、多くの方に、何年前のお話だ?と聞かれそうです。

 正面の駅ビルは、立ってまだ10年立っていないのではないかと思いますが、裏側の百貨店は、20年以上前から建っています。

 と言うことで、木造の駅舎は…振り返って…ゾッとしましたが、今から40年も前のお話でした。赤色のパノラマカーに乗って名古屋駅から、一宮まで…長旅だったように記憶していますが、時間的にはあまりさはないとは思いますが、特急では15分あれば、名古屋駅に着いてしまうほどの距離です。

 

 40年前…ですが、未だに道のレイアウトは変わっておらず、旧駅舎があったと思われる正面はだいぶ今の駅より南に位置していますが、未だに商店街っぽい街灯が残っていたりします。

 

 40年たった街並みは、まさに未来都市…という感じに当時を思い浮かべると、感じてしまうところがありますが、実家のある名古屋も同じく、人口は増えていないのですが、まちは進化を遂げていますね。

 

 

ミニ積雲

 日没が遅くなると、嬉しいことに、夕暮れの雲行きを目にすることが出来るようになりました。来週あたり(この記事が掲載される頃)には、徐々に雨の天気が増えてくるので、すがすがしい夕方のそよ風を感じることは難しくなるかもしれませんね。

 さて、本日は、帰りの駅までのしばらくの間、ひとつの雲に注目して、てくてくと歩き続けてみました。反省点がひとつ…望遠を使ってしまったため、サイズがぶれてしまった可能性が高いですが…形だけに注目して頂ければと思います。

ミニ積雲

 目の前に、少し目立った積雲がありました。と言っても積乱雲とはとてもかけ離れた小さな積雲です。

 上昇気流があるのでしょう、上にもりもりとしていました。厚みで、雲の底は黒っぽくなっています。このクモの成長を見守っていこうと思いましたが、数分後には…

上昇気流を失った積雲

 上に伸びていたもくもくが凹んでしまい、少し、したの黒い部分が下がってきたようにみえました…。このまま、したは雨となって落下してくるのかしら…と思いながら、引き続き観察を続けていくと…。

消えつつある積雲

 15分ほどで、あの積雲は、ここまで小さくなってしまいました。「蒸発」してしまったような感じですよね。

 乾燥した涼しい風が吹いているこの時期の空気では、地表の気温が上昇して、上昇気流が出来ても、雲にまではならないようですね。

 ちなみに、推測でしかありませんが、この雲の真下あたりには、木曽川という大きな川が流れています。川からの水蒸気が少し雲を作ってくれたのかもしれません。

 

 実際の観測は異なるかもしれませんが、色々と想像を膨らませると、単調な帰宅時間も楽しめますね。

 みなさんも、雲を眺めながら帰ってみてはいかがでしょうか?

 くれぐれも正面の電柱に突進しないようにご注意ください。

 

 

寒気が流入した空…なのかしら?

 天気予報によると、気温は上昇するものの上空に寒気が流入するため、上昇気流が発生し、夕立などに発展することがあるという情報がありました。

 ごまウシのいる場所には、夕立の可能性は、ギリギリ少し確率が高い…と言う場所ではありましたが、こんな感じの空でした…。

積雲?

 …少し、上に積み上がっている?どうだろう…それほど上昇気流はないようにみえます。さらに、黒い少し積み上がった雲の上には、うすい雲が少し広がっているのが見えます。

 どうやら、上昇気流はさほど目立って発生していないようですので、おそらく、こちらにはさほど目立って寒気が流入していないのかもしれません。日中…それなりに暑かったので、寒気が入ってきていれば、モクモクした雲がたくさん出来ているはずですね。

 そして…別の場所には…

飛行機雲

 上空一万メートル…と言ったところでしょうか。飛行機に乗ってどこかに行きたいなぁ…そんなことを思い巡らすのでした。