ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。インスタグラムも始めてみました。https://www.instagram.com/goma.ushi/

神々のお宅巡りVol.120(高賀山六社巡り)

 本日は、高賀山六社巡りの5社目として那比新宮神社にお邪魔してきました。

 実のところ、前回お邪魔してきた星宮神社の近くで、杉の木についていたクマと思われる爪痕を見て以来、お宅訪問に若干の恐怖を感じていたため、ご無沙汰をしていたわけですが、再び星宮神社にお邪魔したいと思い、お邪魔しましたが、そのままの勢いでお邪魔してきました。

 実は、クマの恐怖だけでなく、道がかなり厳しいという事を情報として持っていたため、あの小径に向かうこと自体がためらっていたのですが、大晦日のこの日は、とても静かだったので、小径で対向車と合致することはないだろうと思い、そのまま向かってみました。

星宮神社から那比新宮神社までの道のり

 直前で、星宮神社でお正月の飾り付けをしていた地元のおじさんに話しかけられて、おしゃべりをしていたのですが、その方が、上記マップの「八王子にいってくるわ」と言う言葉を地元の方同士でお話ししているのを耳にしていたのですが、その方が、軽トラックで道を上り初めて行ったので、ごまウシもしばらくして追いかけるように向かうこととしました。

 ただ、マップである通り…かなり恐ろしい道が続いていました…そして、対向車…。さっきおしゃべりをしたおじさんの軽トラックでした。ごまウシにすぐ気付き、ぱっといいところまでバックしていただき、すれ違い、何回となく挨拶をしてしまいました。

 八王子神社は六社巡りに含まれていませんが、広い駐車場もあり、小さな祠でしたが参拝しました。ごまウシが大切に大切に崇拝している「薬師如来」が祀られていました。

 みなさんご存じですか?薬師如来の御真言。せっかくなのでしっかり覚えてくださいね。

 

 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

 

 ただ、せっかくなので、こだわりの大呪といわれる、ロングバージョンの御真言を…。

 

 のーぼう ばぎゃばてぃ ばいせいじゃ くろばいちょりや はらば あらんじゃや

 あらかてぃ さんみゃくさんぼいや たにゃた おん ばいせいぜい ばいせいぜい 

 ばいせいじゃ さんぼり ぎゃてい そわか

 

 一気に唱えるのはなかなか難しく、息が持たないことが多いですね。ちなみに中呪は

 

 おん ばいせいぜい ばいせいぜい ばいせいじゃ さんぼり ぎゃてい そわか

 

です…八王子神社に興奮をしてしまいましたが、小さな神社でもとてもよかったです。なかなかハードですが、またお邪魔したいと思いました。

 

 そして、もう少し頑張って進むと、細い道から急に広がった駐車場が見えてきました。ついに到着しました。那比新宮神社です。

新宮神社鳥居

 駐車場は横にあるのですが、奥までの様子はネタバレ的に見えてしまってはいるのですが、見て見ぬ振りをして正面に…正面から見ると、奥が見えない神秘的な神社ですね。とにかく新宮ですから、きれいに掃除されていますが、階段は特にコケがびっしり突いていたと思われるのですが、氏子様方がしっかり削って取り除いてくれていたみたいです。

 さて鳥居をくぐると…

参道

 サイズ間にバグが発生しているようです。本殿はそれなりの大きさがあったのですが、ミニチュアの祠にしか見えません。それも巨大な杉が乱立しているのです。圧巻としか言い様がありません。自然の力をまざまざと実感したという感じですが、神社周辺だけが大木に包まれていたわけではなく、裏の森も大木だらけでした。まさにパワースポットです。

本殿

本殿は正月飾りをされていて、綺麗に掃除されていました。コケのカーペットで包まれています。雨が本降りとして降ってきたのはありましたが、不思議と癒やされます。何時間でも滞在できますよ。

祠と大木

 やはり、杉のサイズがバグっているという感じですね。巨大すぎておかしくなっています。なんとなく塀がせり出しつつあるので、杉の直径がさらに大きくなってきている影響が出ているようです。

 那比新宮神社については、実のところ、現地に説明の看板などがないため、どのような神様がお祀りされているのか分からないところがあるのですが、ウィキペディアによると熊野三山からお招きした神様という事らしいのですが、名前は那比大神と思いっきり地元の氏神様という感じがしましたが、お社に祀られている神様は、虚空菩薩と仏像であったりします。虚空菩薩は、星宮神社にも高賀神社にも祀られていたと記憶していますが、ごまウシに撮ってみると、干支の上でも大切な守り神でもありますので、薬師如来と並んで、しっかり御真言を唱える形となりました。

 

 のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか

 

 この御真言も大切な唱え言として、ごまウシは唱えながら、引き続きの高賀山六社巡りを続けるのでした。