さて、次は、せっかく自転車を借りてきたのに全く役に立たない、お宅の訪問となりました。
参道を見た瞬間唖然となりました。まだ涼しいひとときならばいいのですが、梅雨の中休みとは言え、気温は明らかに30度を超えている状況でしたので、半分諦めようかしら…と思いながらも、鳥居の横の自転車を置いて、てくてくとのぼっていくこととなりました。
少しのぼってきたところで振り返ってみました。相当な息切れをしているのですが、振り返ると、あれ…それほどのぼってきていないような気がしてしまいますが、写真よりは実際はだいぶのぼった感じがしました。100段ちょっと超えるくらいの階段でしょうか。ものすごく長い距離では確かにないのですが、とても疲れました。
愛宕神社はそのまままっすぐですが、周囲には住宅が建ち並び、県道が延びて山を緩やかに迂回しながら上る道もありました。脇道に何か、不思議な道がありましたので、そちらに向かうこととしました。
日差しが強かった所から一気に木漏れ日の包まれた森の中に入りながら、さらに鳥居が連なる道を進むこととなりましたが、鳥居が並んでいるという事は…そうです、いわゆるお稲荷さんです。
普段地元でお邪魔しているお稲荷さんととても雰囲気がにているように感じますが、稲荷神社がたくさん並んでいました。なんとそれぞれに御朱印が頂けましたので、お願いしましたところ、30分くらいかけて、丁寧に書いて頂きました。
30分、長いのですが、暑さを逃れる湧き水のような手水舎、涼しい風の吹くベンチなど、とても癒やされました。とても丁寧な御朱印を複数頂きました。またお邪魔したいと思うくらいの言いお稲荷さんでした。
さて、お邪魔しようとしていたのは、愛宕神社です。さらに上に歩みをすすめることとなります。そして、開けてきた空間に愛宕神社はありました。大きな神社でした。
じゃんじゃ敷地から下界を見るとこんな感じ。自転車で移動したのもありましたので、想定外に移動をしていて、学会会場は、福岡タワーのみえる奥の対岸のあたりになります…。帰りを想像すると瞬間的に憂鬱になりましたが…。
茅の輪が飾ってありましたが、ほとんどの神社の茅の輪のそばには、丁寧な茅の輪くぐりの順番などが書いてあるものがあるのですが、こちらではそういうものは一切なく、シンプルなものでした(扉にくっついているラミネートかけられたものは、全く別の事柄が書いてありました)。
学会は、まだ続きましたが、あくまで、学会の合間を縫ってお邪魔していたお宅巡りは、まだありましたが、ご報告としては以上となります。
福岡には、なかなかボリュームのお宅がたくさんあります。一度お邪魔してみて下さい。