先日、ごまウシは、漢方セミナーという形での講演をしてきました。
そして、「ごまウシの頭の体操」を宣伝してきました。…さて、効果はいかほどでしょうか…。
漢方セミナーは、ツムラ様の主催での開催で、ごまウシの専門が精神科医でもあまり専門にしていないサイコオンコロジーについてとその分野で使う漢方薬についてお話をするもので、ごまウシとしては、独自の専門分野としての解説ではなく、広く一般的に活用できそうな漢方診療に注目したお話をすると考えていたので、その視点で講演をさせていただきました。
さて、会場は、こんな感じでした。
そうなのです、コロナ渦においては、やはりWeb講演会になっております。そのため、会場そのもの、どこであろうが同じですが、座長の先生がいらっしゃる地区を軸とした講演となりました。
内容については、割愛させていただきますが、おおざっぱなことを触れさせていただきますと、ごまウシの専門分野であるサイコオンコロジーという分野がどんな分野かというお話から、緩和ケアについてのお話、そして、緩和ケアで活用できそうな漢方薬について、具体的にお話をさせていただくという流れとなりました。
最近では、講演についても細かく厚生労働省からの指導が入り、きちんと医薬品添付文書に基づいたお話であること、適応外使用について触れてはいけないなど、まさに応用的な漢方使用については、全く触れられない不自由なこととなっています。
確かに、基本的な使い方を理解せずに、応用の使い方ばかりするのは問題ですので、基本をわきまえた上でのことなので、当然と言えば当然なのですが…。
実際は、医薬品添付文書などありふれた文書に書かれている事柄を講演するというのは、聞く側としても、手元に普通に書籍を置けば、その内容を口頭で効くだけと言った感じになるため、出来ることならば、使いこなした専門家が、どのような注目点から使用していくかと言うことについて、解説した方が興味などを導くため、いいような気がするのですが、やはりダメみたいです。
講演会は無事に終わり、ごまウシとしても、ちょっと時間延長しましたが、予定通りで済ますことが出来、それなりに満足のいく時間配分でホッとしました。
講演会は、やはり、多くの人の前でお話しするのが醍醐味かなと思ったりしますが、Webの講演が増えてきている現状としては、このようなスタイルの講演も慣れていく必要があるかなと思うところでした。
因みに予告ですが、次の予定している講演会は、100人以上の方の前でお話しする予定となっております。また、後日ご報告致します。