ごまウシは、現在の主たる勤務先での業務には入院患者を主治医として持つことが含まれておりません。外来診療は細々としているのですが、入院については、入院担当医が精神疾患として、当科にコンサルエテーションを投げてもらって初めて、担当医として活動することとなります。
さて、年度末に近づきつつあり、年報の編集が始まり、ごまウシも診療科として年報に業績を上げる事になっています。この時期のごまウシはいつも凹み気味の気持ちになってしまいます。
以前にも触れましたが、ごまウシは、黒子としての活動を病院では専らとしているため、業績を提示しろと言われると、なかなか厳しいものがあったりします。それであっても、業績を出さないといけないのです。
さて、この業績をどうしようかと考えたときに、入院担当患者数なんて言うこととすると、もちろんゼロになるため、話しにならない数値となり、他の診療科との数値的な比較検討が出来ません。
そこで編み出した数値化が、コンサルテーションを頂いた数という事になります。この数で、活動業績としてあげていくこととなるのですが…
結果としては中かな渋い数字になってしまいました。
面と向かって、口頭で相談いただいた場合には、数値化が出来なかったりするため、そういった本来の理想的な相談のスタイルがカウントできずに、文書でコンサルテーション頂いたものだけがカウントできる結果となってしまいます。
う〜ん。その前の年より少ないなぁ…。
やはりげんなり…。仕方がないのです。コロナ感染症は、それぞれのドクターも、あまり関わる、診療科を膨らまして、患者に接する人の数を増やさないように意識されたり、ごまウシの方でも、関わり方を控えめにして、動きが目立たなくなると、さらに担当のドクターがコンサルテーションのきっかけをごまウシのうごめく姿を見てひらめくなんて言う機会もなくなるので、ぐっと減ってしまいます…。
コンサルがないことは、メンタル的に困ったことになっている入院患者が少なかったと解釈できるのであれば、よかったよかったという事になるのですが、果たして…どうでしょうか?
その数値も実は別個で用意をしているので、そうすると、またギャップがあれば、それはそれで、クオリティの面での問題が露呈してしまいますが…。
などなど、数値とにらみ合いつつ業績報告をこしらえているごまウシなのでした。