冨士神社という怖い階段をもつ神社をあとにし、2時間半という時間の短さで諦めないといけない、ご神体巡りが続きます。
さらに北上を続けます。少し長良川鉄道から離れていき、徐々に長良川に近づくような動きをします。関市は、岐阜市と国道でつながっていることもあり、市街地の車の流れは、南北が比較的盛んで、東西は、限られたバイパスと東海環状自動車道あたりが車の流れの要所となっています。北上すると、南北のバイパスである国道156号線を横断する形で、東海北陸道のそばを通り、到着したのが、小瀬八幡神社です。
人の気配は全くないのですが、とにかく立派な赤い鳥居が目を引き、奥に続いていました。周りの木々はとても大木で、脇にある電柱と比べていただければ、なかなかのものという事はおわかりいただけるかと思います。
なかなか、いい感じの参道です。まっすぐ向かえば本殿ですが、石灯籠あたりに何か、看板があり、右に矢印があります。
なんとこれは、この神社の横につながり、裏にご神体そのものである山がありそこへつながる登山道となっていました。表からはさほど分かりませんでしたが、なんと、山持ちの神社なのです。少しだけ、道をそれてみてみると
確かに、枝を絡めて中の良さそうな桧が2本…仲睦まじく…あれ!?
…枝が刺さっとるやないかい。なんと貫いているのです。これは…ご夫婦、「何かすればどうなるかわかりますか?」などと言わんばかりのびっくりするような桧じゃないですか。これぞ夫婦愛…
この夫婦桧を過ぎると、登山道が本格的に続いていましたが、いこうか、いくまいか、いこうかいくまいか…この桧の前でうろうろとして、…行かないこととしました。やっぱり時間がない。
本殿閉まっていましたが、覗いてみると、素敵な本殿でした。
しばらく、マイナスイオンをすっていたい神社でしたが、14時回りましたので、急いで次に…。
次もまたなんと山持ちの神社でした。先ほど横断した156号線に戻ったら、道沿いにありました。
唯一の神社の名前が書いてある石碑ですが、正面からとろうとすると、国道にはみ出すため、車にはねられそうになってしまったため、少し横からです。
シンプルな鳥居に長めの参道ですが、この参道は一見すると舗装されているように見えますが、細かい砂と砂利の道で、雨の日であったため、靴が沈むような参道となっていました。
参道の脇に末社や摂社が、設置されていました。鳥居の奥に見えている赤い設置物も末社でした。
やはり、人の気配がない神社ではありましたが、立派な、本殿がありました。
本殿は…かりそめなのか、この奥に確かにほこらはありましたが、左に道が続き、向山登山道…やはり、行こうか行くまいか…悩みましたが、先に行くしかないと言うことで、諦めました。
時間を気にしながらというのは、やはり、ちょっともったいない気持ちになります。