ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

葛根湯

 私はこの漢方薬を愛用をしているのですが(もちろん自分でです)、みなさんご存じですか?漢方薬の中では、とても有名なので、知っている方も多いのではないかと思ったりします。しかし、実際の所、いろんな人に葛根湯のイメージを効くと「風邪薬?」などと言われますが、みなさんの認識はいかがでしょう。

 私は…もちろん、葛根湯を処方する立場でもありますので、風邪薬なんて説明したら、周りから批判されてしまいます。本日は、葛根湯について、触れてみたいと思います。

 ツムラのサイトを参考にしますと、葛根湯の成分は以下のような生薬が含まれています。

 

ツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A(カッコントウ) : 一般用漢方製剤・一般用医薬品 | 製品情報 | ツムラ

 

 このサイトにある通り、カッコンのほか、タイソウ、マオウ、カンゾウ、ケイヒ、シャクヤク、ショウキョウなどが含まれています。これらの生薬は細かく説明をしていくと、とてつもなく長く長くなってしまうため、おおざっぱにお話をさせて頂くと、カッコンはいわゆる「くずきり」だったり、ショウキョウは「生姜」…と言ったところから、ピリッと志観寺のある漢方薬であることが分かるかと思います。ショウガですので、発汗作用があるんだなと言う事も分かるかと思います。さらに、マオウについては、抗ウィルス薬としての効能があると言われていることから、小児科においてはインフルエンザの治療薬の補助薬として使用されていることもあります(マオウだけを凝縮した、麻黄湯があります)。

 葛根湯は、風邪などに使うという事の背景には、基本的には、肩から上に熱が集まり、赤ら顔のようになったような高熱になった状態が適応と言われており、咽頭炎のひどいときや、頭痛、肩こりなどが適応という事になります。もう少し言えば、水気のない、熱が鬱積した状態を想像してもらうと、良いかと思います。

 

 今回私が活用した症状は、後頭神経痛と言われる、後頭日に電撃痛が走るような痛みで、肩こりを我慢していると、神経痛にまで発展して言ってしまうことがあって、非常に不愉快なため、こういうときに葛根湯を活用します。

 これが抜群に効いてくれるんです。私の葛根湯の活用方法のお薦めです。

 

 みなさんも、葛根湯について、積極的な活用をお薦めいたします。肩から上の痛みには結構効きますよ。ただし、化膿していたら効きが悪くなります。あくまで「水気のない熱感と痛み」がお薦めの適応です。