先日、首を痛めた記事を書きました。首を痛めたことに気付いてから、職場の整形ドクターには時まり、麻酔科ドクターなど複数のドクターに相談したところ、どのドクターも「とりあえずMRIをとれ」と言われた流れがありました。
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そして、MRIを実施したところ、頸椎の6番目の下、7番目の上に当たるところでヘルニアを起こしていたことが発覚しました。
画像所見とともに、振り返ってみると、左の中指や薬指がなんとなく痺れるような気が…
ヘルニア所見は、左側の神経根あたりを圧迫するような形で脱出しているため、その部位の神経症状が認められている可能性があるということでもありましたが、確かにその支配領域の痛みや電撃痛といった症状が出現していることが客観的にも示されていることがありました。
ヘルニアとなってしまえば…マッサージなんて言うのはもってのほか。慢性的な疼痛に対する対策を講じながら、もしかしたら手術療法…と考えつつ、現在は、疼痛の専門家の処方の漢方薬を活用しております。ごまウシ自身も、患者さんには漢方薬を好んで処方するのですが、ごまウシ自身があまり処方することのない漢方薬ですので、馴染みのうすい漢方になります。
ごまウシの場合は、お風呂につかると症状が若干軽減するため、身体を温めるタイプのこの漢方はあっているかもしれないという所もあり、期待をこめて内服してみたところ、もしかして…ロキソニンより効果あるかも…という感じでした。
ヘルニアのお話をしていてもいいのですが、ごまウシはどちらか言えば、漢方薬の方が実務的には使用するため、漢方のお話をすると、漢方薬は、熱を集めるタイプのもの、熱を放散させるタイプのものと言った方向性や、水を集める物、血を集める物、気を集める物といったような感じで、漢方の治療の方向性があります。また、その作用をしている部分が、頭部中心であったり、下半身中心であったり、また、桂枝加朮附湯のように神経に特化していたりと言ったような形で作用部位があったりします。
これらを総合的に加味して漢方薬を選んだりするので、いくらこの漢方のように神経痛や関節痛に効果があるとあっても、時には、効果どころか余計悪くなってしまうことだってあります。市販で売られている漢方ではありますが、その漢方の特性に十分説明を読み、自分の身体がどちらに向いているかをチェック入れて、求めるようにしていくと良いと思います。
因みにごまウシ愛用の葛根湯ですが、肩から上の熱の集まりを放散させる作用があるため、今回葛根湯がいまいちだったのが実体験済みではありますが、熱をこもらせている状態では必ずしもないということから、効果としては十分発揮されていないものと考えられます。
ヘルニアについては、これからも経過のお話を混ぜ込みたいなと思っています。ヘルニアに
負けてげんなりするごまウシではありませんので、まだまだ活動を継続していきますのでよろしくお願い致します。