本日は、実はいつものお宅訪問をしていたわけですが、このお宅訪問で、久しぶりにローカル電車を利用しました。
今回お邪魔するお宅は、実は以前にもお邪魔をしたことがあるお宅で、「多度大社」と言われる神社です。三重県桑名市にある、もともとは多度町と言われていたところにある、とても大きな鳥居が目印の神社です。自動車でお邪魔するときにはこの鳥居が大きな目印となるのですが、ごまウシは、やはり電車を活用しました。本日はこの電車のお話をさせて頂きます。
みなさんは、ローカル電車は、どれくらい、活用されていたりするでしょうか?
今回利用しましたローカル電車は、養老鉄道と言われている電車で、岐阜県大垣市と三重県桑名市を結ぶという、かなり珍しい路線です。
一般的には、岐阜県から三重県に電車で行くとなると、名古屋を必ず経由して、向かうことになるのですが、このローカル鉄道は、岐阜県と三重県をダイレクトに接続をしています。
大垣から桑名まで、道中は約一時間ほど…新快速や急行などを活用して、JRや近鉄などを活用して、向かったら、どれくらいの時間とそして電車賃はおいくらになるでしょうか?距離的にはこのローカル電車は明らかにショートカットはしています。
こんな感じのステンレスの車両が入ってきました。近郊列車という雰囲気を醸し出しています。レールは、JRと比べると細く、いわゆるナローゲージの電車ということとなり、かなり揺れる可能性があります。
見た目は新しい電車のようでしたが、中に乗り込みますと、なんとも懐かしいものを見つけました。
電車の車内に扇風機がついています。ごまウシが小学生くらいの時には、電車でこの扇風機をよく見かけたものですが、今ではしっかりとエアコンと空調システムができあがっているためこのような扇風機を見ることがありません。
なかなか年季の入った色合いも特徴的ですね。因みに網棚も今ではあまり見かけないものとなっています。しかし、新しい部分もあったりするので、不思議な感じでした。
車両の運転席側に、どの電車でもそうですが、製造会社と作られた都市がかいてありますが、なんと東急車輌でした。そういえば、近鉄系列のこのようなローカル電車は結構東急車輌の車両を使っていたような記憶がありました。
しかし、製造された年に驚きました。「昭和41年」です。ごまウシは生まれておりません。そして、おそらくですが、リフォームをされたのがその下の表示の「平成元年」と言うことなのでしょう。
製造されてから、56年、そして、リフォームされてからも34年が経過した、なかなかの車両でした。現役で活躍している車両としては、なかなかのものですが、これを自動車で考えると、よっぽどのマニアでない限り、保有し続けない、とてつもないアンティークな車両という事になりますね。
ローカル電車では、確かに中古品かもしれませんが、大切に大切に長年使われ続けており、このようなローカル鉄道をお客さん不足で、なくなってしまうようなことがないように、みなで応援していきたいものですね。
ちなみに、このローカル電車の駅には、もちろん観光地である養老、そして、多度、桑名や大垣と言ったとしも含まれております。自動車で簡単に行ける旅もいいですが、たまには電車に揺られるのもいいですね。
ちなみに、先述のように、揺れましたね!むち打ちになるかという勢いですが、乗り慣れている方々は余裕のようでした。