さあ、ついに多度大社に到着です。入り口は、階段があり、急な上り坂が横に…惟人がのぼるにはちょっと無理があるのでは…はっ!!そうそう、コロナによってここ数年開催されていないはずですが、毎年お正月の時期だったと思いますが、白馬にまたがった勇者が、この参道を突進し、最後にこの坂を登り切るというお祭りをやっていました。
鳥居をくぐってすぐのところに、実際に馬が祀ってありました。もちろん、ご健在です。
この馬の雄姿については、コロナの影響で見られていませんが、いずれ、再び、お祭りとなって全国へ報道されることでしょう。
この多度大社は、本来の神道の自然神を基本としていることを実感とさせるような神社で、そのことに感動を覚えることができました。社務所や参集殿は確かに立派ではありましたが、実は本殿はその割にはとても小さく、それよりも自然の姿がとてもすばらしく、そちらの景色に見とれてしまい、実際は、1時間以上も本殿周辺に滞在をしてしまいました。
右に社務所が見えますが、この鳥居をくぐってからは一気に空気が変わります。張り詰めた冷気に包まれ、半袖では寒いくらいのピシッとした空気が漂います。
左右に摂社や末社がいくつか並んでいる中を通り過ぎて本殿に到着。
思いのほか、小さな本殿でしたが、本殿だけで多度大社は語れないと思いました。あくまで、人間がこしらえたものは、形だけであり、本当の姿は、周囲に広がっていると言っても過言ではありません。
本殿の横を流れるせせらぎと滝…
吸い込まれそう…いや、吸い込まれていました。ずっと見入ってしまいましたが、さらに綺麗なせせらぎと、その水が周りの空気を清めて張り詰めたものにしてくれています。
写真では、なかなか分かりにくいとは思いますが、とにかく、この流れに合わせて飛び込んでくる空気はとてもおいしく、いつまでも吸い続けたくなる気持ちとなり、ずっと立ち尽くしてしまいました。幸い、多度大社の前には、12時過ぎに到着という早い時間の到着だったので、気づかないうちに1時間半ほど滞在してしまいましたが、問題なく、夕方には帰宅することができました。
いわゆるパワースポットという場所は、国内にもたくさんあると思いますが、パワースポットに直接遭遇すると、きっとこのようにいつまでも見とれてしまうことでしょう。
この清らかな水とともに私の心も清らかなものとなったでしょうか…
いやぁ…まだまだでしょう…まだまだ、鍛錬と修行が必要なようです。
無事に、獲得しました。
そして、本日の実績は…
約17kmを物足りないと感じてしまったのは、最近感覚が狂い始めた証拠かもしれませんが…先に書きました事情とさらなる加わる諸事情により、しばらく、長距離歩行はできなくなってしまいます…。ダイエットは進んでいないけど…。