岐阜県加茂郡八百津町…先日認知症予防教室で講演をしてきた待ちになります。本日の記事は、お宅巡りに近いところがありますが、なんとなく、お邪魔させて頂いたお宅の神様が、この八百津町を守ってくれているような感触もありましたので、少し触れてみたいと思います。
ごまウシは、生まれは岐阜県ではないため、八百津町…聞いたことがありましたが、「八百屋?」と言ったくらい知らず、さらに、「安八町」と区別がつかなかったりしていました。現在のように関わるようになって、むしろ、「安八町」がとっさに頭に出てこなくなってしまったくらいにまで知るようになりました。
岐阜県の比較的山間の街ではありますが、山のほうにのぼっていくと、なんと伊勢湾が見えるという事で、「潮見」といった町があったりと海関係の施設もあったりと、不思議なところです。この八百津町の町の方々はとても明るく温もりがあり、フラフラと町を歩いていると、すっと笑顔で挨拶をしてくれたりととても親しみを感じるところです。
さて、この八百津町、今の時期ですと、「栗きんとん」が有名であったりします。因みに、栗きんとんは、八百津町だけでなく、隣に接している中津川や恵那と言ったこの地域で作られているお菓子で、とてもおいしく、地区ごとで若干味も違っているため、ぜひ、お買い求め頂くとよいかと思います。
さて、フラフラと講演会の前にお散歩をしていたごまウシですが、目的は、こちらを見るためでした。
どうですか?とても素敵な湖ですね。秋の日差しに若干の紅葉が見られる景色です。記事が登場する頃にはこの地域は、紅葉で絶景になっているはずだと思います。
しかし、ここが目的では実はありません。お邪魔してみたら、絶景だったわけですが…。
そして、こんな景色もありました。
こんな感じの立派な橋もありましたが、実は、先ほどの湖は、ダム湖で、ダムを建設したときに橋も一緒に作った感じになります。
そして、本命の今回お邪魔したのは、このダム湖に沈んでしまうことになったため、移設された、こちらのお宅にお邪魔しました。
川神神社が主になるのですが、近所の氏神様であった金比羅さんと津島さんも合わせて、祀られています。川の脇に鎮座するこの神社のご祭神は、とても珍しい存在で、岐阜県内には、この1社しかないのですが、「瀬尾律姫命」になります。
この神様は、いわゆる「織姫様」に当たり、水の神様で、龍神様達をお遣いにしている神様で、弁財天の別名ではないかと言った節もあったりするほどの力強い女神様です。
ネットでは、瀬尾律姫命をご祭神としている神社を全国巡っている方もいらっしゃるくらい、神社通には、たまらない神社となりますが、あくまで、無人の地域の小さな神社になります。しかし、ここの神様は、津島神社としての素戔嗚尊、金比羅神社としての大物主神、そして、瀬尾律姫命と力強さと愛情と温もり、そして金運と言ったような、全てにおいて最奥の神様の集まりの神社となります。小さな神社なのに、パワフルな存在です。
瀬尾律姫命が祀られているお社を写真に撮っていましたが、太陽光が入りとても神秘的にうつりました。やはり、偶然の産物とは言え、力を感じますね。
この神様ヶ谷守られている八百津町の方々、当然のことですが、温もりと優しさと力強さに満ちあふれているという事になります。
講演では、この神社を話題として触れさせて頂きましたが…
え…。意外と知られていなかった…。思いっきり宣伝してしまいましたが。
もしかしたら、この神社をお参りされる方は、地元の偏りも、瀬尾律姫命の追っかけ隊の方のほうが多いかもしれませんね。