ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

物価高騰の影響

 新型コロナウィルスの影響、そして、ウクライナ情勢などなど、社会情勢が最近では混沌としているため、物価高騰の嵐が吹き荒れております。この影響については日頃の食材などのお買い物をされていれば、手に取るように分かってくるものではありますが、実のところ、ごまウシはあまり認識をしておりませんでした。なんとなく、最近パンとかのサイズも小さくなったような気がする…と言ったレベルですので、これは、もう一昔前のお話のような気がします。今の物価上昇が、今までにないほどのものであることについては、今回のこれからお話をする出来事で大きく認識するに至りました。

 

 9月の初頭に、ごまウシたちは、いわゆるがん患者さんの緩和ケアについての医療従事者に理解を深めてもらうための研修会である、緩和ケア研修会を企画していたりします。8月に入りましたので、いよいよ本格的に具体的な準備に取りかかりつつあるわけですが、その中で、この物価高騰の影響が露骨に確認できる事態となりました。

 

 緩和ケア研修会は、がん患者さんの苦痛を除去するための取り組みで、化学療法などによる吐き気や倦怠感、最近ではしびれなどもありますが、そのような症状や、元祖のものの症状としての痛みのコントロール、食欲不振や倦怠感、そして、メンタル的なストレスなど、これらについて、末期のがん患者さんに限らず、診断を始めて受けた初期の方も含めて、ケアをしていくという考えで、厚生労働省の指示の下で、基幹病院が研修会を企画運営しているものです。

 

 この緩和ケアは、以前は、2日間みっちりの研修でしたが、バージョンアップをして、事前にオンライン学習などを通したレクチャーをネットでやってもらった上で、実習のみを受けて頂く形となったことで、1日にまとめ上げられましたが、それでも丸1日かかります。

 そこで、お昼休みに、お弁当をいつも用意をさせて頂いているという流れになっていました。

 今まで、お弁当については、きちんと予算をもちろん定めて、人数分注文をしていたわけですが、今回は、いつもお願いしているお店が、「このお値段ではお弁当作れません」と言われてしまうようになり、他のお店にお願いしても、同じようなことを言われるという状態になりました。一応、幕の内型のそれなりのお弁当を用意させて頂くことにしているのですが、それでもお値段はギリギリでお願いしていたという実態がありました。

 

 もちろん、お弁当のお願いの値段設定が厳しいと言われれば、否めないところでしたが、今までは、そのような無理刈んなくお受け頂いていたのですが、今回はさすがにお断りをされてきたため、準備を進めていたスタッフが困惑してしまっていました。

 

 物価高騰というものが、ついに想定の範囲を超えてしまっている事実を示してしまったように思われます。お弁当と言えば、いわゆるチェーン店のお弁当屋さんがイメージとして沸くことが多いと思いますが、研修会などで提供されるお弁当は基本的には、地元の仕出し屋さんにお願いしているものが専らとなっており、小さな事業所でへの注文という事になりますが、現在のぶっかこう等はもろに影響していることが分かります。

 

 スーパーの商品が値上げしてきたという事が気になるこの頃ですが、確かに、一品一品は、せめて10円とか20円と言った値上がりで、細かく気にしていないと、案外気付きにくいものです。しかし、まとめ買いをしたり、小売店のように大量に仕入れたりするような形の場合には、この10円20円というものが、相当な額に膨れ上がるという事が実感としてみえてくることになります。

 

 お値段が高騰しながら、景気が下降気味な状況をデフレと言ったりしますが、この状況、やはり日々の生活には重くのしかかりますよね。早く、打開されればと思います。