本日は、認知症についての啓発座談会というものがあり行ってきました。
座談会という名称ですのでリラックスした感じでやれるように企画者は一生懸命考えてくれていました。
結構新しい建物で和のテイストの公民館なんですけど、この前の認知症予防教室の時と違って、周りは灼熱でした。
今回、初めての座談会形式の企画だということで、先に書きましたとおり企画者が必死になって考えてくれていたおかげで、とても丁寧なタイムスケジュールができあがっておりましたので、座談会なんだけど、なんと分単位でのタイムテーブルができあがっていました。
ごまウシとしては、自由にしゃべるのも好きなのですが、ある意味タイムテーブルに基づいてしゃべるのもそれはそれで楽ちんなんですよね。タイムテーブルは、まさに、ごまウシがお話の流れを考える前に、企画者の方で、しっかり考え尽くしてくれてあると言ったようなもので、時間に合わせてお話しするだけというのも快適でした。
ただ、一つ言えることは、参加者からすると、ちょっと忙しそうにみえたかな…。全体を1時間だけの時間ですべてをやろうとしたことが忙しさを作ったことになりそうですが、初めての企画でしたので、上々で完成度抜群と言えました。
ごまウシがこのように認知症啓発や予防教室を活動として回っているのは、もちろん、勤め先の地域貢献という意味合いもあるのですが、大きな意味合いとしては、実は、国の施策に基づいたものです。
認知症や高齢者福祉についての国の政策としては、「地域包括ケアシステム」と名前のついた基本政策が存在します。この地域包括ケアシステムの動きは基本的に地方自治体が軸になっており、それに対して医療や福祉関係が連携し、さらに地域の企業や団体などが参加するというものです。
今回の企画は、医療側としてごまウシ、行政側として地域包括支援センターが共同で開催したものです。まだまだ、医療と行政はこのシステムに基づいて動いているのですが、3つめのグループである地域の企業や団体の参加は少ないものです。企業体などは、企業としての方針がなかなかこのケアシステムにマッチしないのでしょう。
国の施策もなかなか難しいものですね。