魔縁防止が終わって、初めての週末を迎えておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
ごまウシにとっても、蔓延防止の終了は、心なしか晴れやかな気持ちになります。何しろ、家路の途中で見かけるお店の明かりがとても嬉しそうにみえてきますからね。本日も9時過ぎの帰宅になりましたが、しっかりと明かりが随所にともっていました。
しかし、報道でも言われているとおり、コロナ感染症の報告が決して減ったわけではありませんので、蔓延防止が終わったからと言っても油断は出来ません。せっかく、開けてくれているお店のためにも、きちんとここの感染防止対策を講じていき、決して「蔓延防止が終わったからコロナが増えた」なんて言われないように、引き締めていかないといけませんね。
夜の飲食店に堂々と訪問しても決して文句言われるわけではありませんが、この楽しい雰囲気を作ってくれる夜の飲食店の一生懸命さを私たちもきちんと誠意を以て受け取り、誠意を持った感染防止対策で安心できる環境作りに協力していきましょう。自分は大丈夫…などと言った安易な気持ちは持たぬようよろしくお願い致します。
ごまウシが、このような警鐘を鳴らすのには理由がコロナ意外にも存在するからです。
そうです、発熱というのは、コロナだけではありません。ワクチン接種で無敵に近いくらい症状が出現しなくなったと自信を持ちつつ、気をつけるのは、高齢者の方などに感染させまいと言う配慮だけにとどまり、自分としてはとても気楽に構えている姿は、油断でしかありません。
コロナに対する油断が、実は、本来この時期にはやっている発熱疾患の数を増やすことにつながりかねません。
そう、コロナがはやっていなければ、今の時期は、何がはやっているか?
そうです。インフルエンザです。発熱者外来には、実は、コロナ陽性者を発見するだけでなく、インフルエンザAもBも来院されているのです。もちろん、感染防御の効果だと思われる流行の少なさが目立ちますが、それは、みなさんが、必死に感染防御策をとっているからと行っていいと思います。
だから、蔓延防止の終了とともに、油断をすると、コロナだけでなく、インフルエンザも流行し始めることになります。
マスクは鬱陶しい、消毒は手荒れする…などとありますが、インフルエンザがここ数年はやっていないのは、この感染防御策の実績と言ってもよいと思います。楽しい宴会は楽しい宴会で重要だと思いますし、これから先、宴会をする機会が復活することを切に願いたいところですが、一方で、このコロナというもので身に付けた、ここの感染防御の力をやはりこれからも、引き続き、よい形で維持させていくことが大切と想います。
ごまウシからのお願い。
うるさくは言いませんが、油断はしないように…。