ある方にこのようなお話を頂きました。
ボロボロになった古い電気機器を処分する話をしていたところ、これから先、売り手市場になることを言われました。とにかく鉄が値上がりするということでした。
オリンピックにより昨年、おととしと建材が高騰していたのは、よく耳にしたお話ではありますが、鉄が値上がりするというのは北京オリンピックの影響?と思ったりしたのですが、実は違うとのこと。
勘のいい方は気づかれているかと思いますが、そうです。あの戦争です。
戦争では大量の鉄を消費します。次から次と鉄を必要とし、どんどん買い取られていきます。確かに、昔太平洋戦争の時には、あらゆる金属類が持って行かれたのがありましたよね。鉄道もせっかく引いてあっても、レールを使ってしまったり、それこそ、夜間まで持って行かれたとか…。
鉄の市場が活気づいていていいように見受けられるように思えたのですが…
なんとなく、とてもむなしい思いがその後に続きました。
鉄は、何のために消費されている?
戦争のため?
戦争って何のため?
誰のため?
何のため?
多くの人が死に、せっかく建てた建物が壊れ、作った機械や自動車が破壊され…
その後に遺るものは?
廃墟と、破壊されたもの、悲しみと恨みと…そして絶望と。
何のためなんでしょう?
人はなぜ戦争をするのでしょう?
口げんかくらいでいいじゃないですか
なんと、悶々と物思いにふけるごまウシなのでした。
やっぱり、戦争はダメですよね!
平和な世の中(目をつぶり、描くイメージは、青空でのどかに小さな花の咲く春の広い牧草地…)が一番よいですね。