ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

高齢者虐待

 先日、ごまウシは、勤務地の行政の高齢者虐待対策に関連した委員会に参加してきました。

 こんなごまウシでも、なんと委員長としてこの委員会の運営を行ったりします。もちろん、行政の人たちに、全ての委員会の進行が分単位で原稿が用意されており、ほぼロボット状態でやりこなせるようにまで緻密に準備されています(一部読み飛ばして失敗しましたが…。)

 

 どこの地域でもどうしても発生してしまうものが高齢虐待です。深刻な問題でありながら、案外対策が難しかったりするのですが、時にはこれが殺人事件のような形になっているときがあり、そこまで来ると虐待と言う言葉ではなくなってしまいますので、高齢者虐待の延長線上にあることに気づけないことがあります。

 

 高齢者虐待には、どの地域でもおそらく共通していると考えられますが、虐待をする側の当事者に共通した要素があったりします。また、環境的にも共通した条件があったりします。

 虐待をしやすい人は、実は「息子」という存在が一番可能性としてあると言われています。さらに、その「息子」が精神疾患や休職など社会的な不利な状況などがあったりした場合には、かなり確率が高くなります。

 虐待を受ける側はもちろん認知症などになってしまえば一気に高まりますが、身体が不自由であってもあり得ます。

 さらに、家族観の関係性が希薄であったりする場合には虐待の温床になるとも言われています。

 

 高齢者虐待は、児童虐待と共通した難しさもありますが、高齢者ならではの難しさがあります。

 虐待を受けている当事者が外で虐待の事実を隠してしまうことがあるという児童虐待にはない本人側の動きがあったりします。

 

 この虐待に対して、委員会では、様々な職種の方が参加して、議論を重ねていくものとなっています。

 議論に参加してくれた、委員の中には、病院のソーシャルワーカー、看護師、警察、弁護士、社会福祉協議会、包括支援センターなどなど、様々な職種の方がいらっしゃいました。

 

 実際の事例を通して、早期対応にはどうしたらいいのかなどといった議論を踏まえた討論を行ってきました。約一時間の会議でしたが…ごまウシは疲労が一気に募りました…。

 

 この会議が終わった後には、次の会議が待ち受けているのでした…。