仕事を一通り終えたごまウシは、暖かい職場をあとにして、外に出ると、東に大きな満月を目にするのでした。前の日も満月だと思っていたのですが、どちらが満月に近い格別はつかなかったのですが、それはそれでよしで、綺麗な満月を眺めながら、月のロマンをいろいろと思いにふけりながら電車に乗って最寄り駅に降りた瞬間…え!?
ブログのテーマが変わりました…。
ごまウシの勤める職場の周辺は、周りで雪が積もっていても、全く積もらなかったりと言う感じで雪の少ない地域です。しかし、午前中は結構降っていましたが、せめてうっすらという感じでとどまり、午後にはすっかり雪の気配はなくなりました。
夕方になると雲もなく、澄み切った空気で日没とともに一気に気温が下がり、耳の痛みを感じるほどの冷え込みとなっていました。
それでとても澄み切った空に輝く満月を見て、綺麗だと感じたわけです。
さて、電車に乗り、二駅…乗り換えの駅に到着しても雪はなく…綺麗な月を眺めながら電車を待ち、そして、最寄り駅まで、のんびり雑誌を読みながら過ごしました。
最寄り駅についてドアが開いた瞬間、チラチラと雪が舞い込み…なぜ??なんて思ってしまいましたが、それ以上に、周りが真っ白に雪が積もっていることに唖然としました。
まさに、川端康成の「トンネルをぬけるとそこは雪国であった」という別世界です。
天気予報では寒冷前線、気圧の谷、高気圧などなど、予報で触れられる用語によって引き起こされる天気は、とても広い領域で同じような天気になります。前線に伴った雨となれば、名古屋であっても岐阜であっても、そして津であっても同じように雨が降っています。
しかし、この雪と夕立については、局地性がとても大きく反映されます。
この日のように、からからの天気からしんしんと雪が降りしきる天気へのダイナミックな変化はまさにそう。
他にも、夕立で、大雨が降り、電車の運行に乱れが生じていても、最寄り駅に到着すると、路面はからっと乾いて雨が降った気配がなかったり…。
とにかく、この日は、あまりの天気の違いに驚き、月のロマンが吹っ飛んでしまいました。