ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

こういう時のスマホの設定はご配慮を

 このところ、病院での発熱者外来の担当をする事が何回かありました。発熱者外来は、もちろん、お互い感染のリスクが高いことをふまえた上での対応であるため、ある種特殊な対応方法がとられることが専らとなります。スマートフォンなどを用いたオンラインでの診察が専らとなり、PCRや抗原検査のために、重装備のスタッフが検体をとりに駐車場に待機している方の元へお邪魔し、検査結果などは、車の中で待機していただくこととなります。

 ちなみに、今回の話題とは若干ずれますが、発熱者外来は、自家用車で駐車場に乗り付けて、検査を受けて、待機をするという事を前提としています。私は、昨年の年末に感冒様症状と微熱があり、取り急ぎ、自前の発熱者外来に連絡をして、PCR検査を受けたことがあります。その時、検体を採取してから、結果出るまでお待ちください…と言われたものの…どこで待つ?ってなりました。確かにプレハブが建っていたので、そこで待つというのもありましたが、”私はコロナじゃないと思うけどなぁ…”という気持ちが強いのに、コロナ感染症の疑いの方が待機する場所で待機して、そこで本物のコロナを受け取ったらどうしよう…と言う不安に駆られ、12月の寒空を見ながら、うろうろと人目を避けて、病院近辺をひたすら歩き続け、結果の連絡が来るのを待ち続けた覚えがあります(寒いし、だるいし、座りたいけど、座る場所がない…)。結果陰性でホッとしましたが、つらかったですね。

 最近、私たちの地域にもデルタ株かどうかは、分かりませんが、陽性者の報告が増加しており、私の担当した日にも残念ながら、何人か陽性という結果が出てしまったりしました。

 幸い陰性であっても、結果の説明は、スマートフォン(携帯電話)へ直接書けて報告し、場合によっては、解熱剤などを用意をさせていただいたり、症状次第では、私はあくまで精神科医なので内科の外来に受診を促したりすることもあります。

 そこで、たびたび体験したのが、電話をかけると「おかけになった番号にはおつなぎできません」と返答が帰ってくることです。これは、もしかして、着信拒否?と思いつつ、電話番号を病院に告知したわけですから、当然病院からの折り返しがあるという事は想定できるものでしょうが…ちなみに病院は、複数回線を持っているため、外線に接続したタイミングによっては番号が変わることもあったりしますので、代表電話の番号でかかるとは限りません。このこともあるでしょうか、とにかく、着信拒否にはよく遭遇します。

 発熱者外来の中には、保健所から委託を受けてPCR検査を行う場合があります。この場合は、PCRを受けたらすぐに自宅に帰って待機してもらうことになります。保健所を経由しないで来られた場合は、駐車場で待機してもらうので、重装備のスタッフが電話をつながる状態にするように直接お願いすることができますが、保健所依頼のPCRの検査を受けた人は自宅に帰られたりするのでそういうわけにはいかなくなります。

 今回、陽性者の一人が、この着信拒否状態となり、病院からの連絡も拒否、そして、保健所に通知して、保健所から連絡をしても着信拒否…どうしようか…と対応乗してしまっていた事が発生しました。幸い着信歴を見て掛け替えしてきてもらったため、連絡を取り合うことができ、保健所とも連絡が取れたようですが、かなり手間が増えました。

 日頃の生活の中では見知らぬ電話番号に安易に出ることが良いとは限らないものがありますが、こういう緊急事態の時には、着信拒否のような形をとらず、位置的でも良いので、受信制限を外しておいてもらえることを強く推奨いたします。

 このような連絡がうまくいかない現象が、陽性者がたくさん現れたときには積もり積もって多くの方への連絡が遅れてしまうこととなり、保健所の業務である、陽性者の療養先の決定に相当な時間を要することとなります。自分だけの問題ではなくなりますので、くれぐれも、このような状況の時には真っ先に受信制限(電話帳からの着信の未受信と言った設定)を解除していただくことをよろしくお願いいたします。