ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

セミの命は意外と長いと思われていた

 最近はセミの鳴き声で目を覚ますことも増えてきましたけど、みなさんのお住まいの場所ではモーニングコールをしてくれるセミはどんなセミでしょうか?

 山岳地帯や関東、東北地方では、「ヒグラシ」でしょうか?鳴き始める時間…ちょっと早すぎるような気がする日の出直前の4時台から5時頃でしょうか。一方で、西日本全般的には、「クマゼミ」がかなりの大音量でモーニングコールをしてくれます。時間としては、日の出後あたりの6時頃なので、ちょうどいいと言えばちょうど良いかな。それにしてはうるさすぎる…。

 昼間は、全国的には「アブラゼミ」というセミが、じりじりと鳴き続けて、暑さを実感させてくれます。まさに油炒めの音と言われているものです。そして、山岳地帯および東日本では、風流さの代表格である「ミンミンゼミ」がアブラゼミに混じって遠くから聞こえてくる感じで鳴いてくれますよね。「ミンミンゼミ」はうちわが似合いそうな雰囲気、「アブラゼミ」は照り返しの熱気をイメージする感じ。また、数と存在感は減少しますが、「ニイニイゼミ」と言う小型なセミが昼下がりに鳴いていることがあります。

 北海道と沖縄地方については、私自身詳しくは知らないところではありますが、本州においては、以上の5種類がメインどころのセミとなるでしょう。ちなみに沖縄県は、「琉球アブラゼミ」を代表として、だいぶ種類が違うらしいと言う事は耳にしたことがあります。また、この5種類以外にも、全国的には、「チッチゼミ」や夏ではない時期になく「ハルゼミ」そして秋に近くなると鳴き始める「ツクツクボウシ」などがあります。また、私は見たこともないのですが、「エゾゼミ」というセミもいるとは耳にします。

 詳しく調べると、このような大まかな種類以外にも細かくたくさんいるようですが、これだけのセミを知っていれば、全国どこに行っても困ることはないでしょう。

 さて、このセミたちは夏場に現れて、あっという間に賑やかな時間を駆け巡り、そして、いなくなってしまうと言う事はみなさんが知っていることと思います。そして、夏の終わりには浴び正しい数のセミの死骸がありたちの餌食となっている姿を見ることでしょう。セミは鳴くことのできる成虫となるととても寿命が短いというのが小学校の時に学んだことではないでしょうか。1週間、1ヶ月も生き続けるものはいるだろうか…と言った程度の寿命です。

 ところが成虫となる前の幼虫時代はどれくらいの期間でしょう?私は小さい頃、特にアブラゼミについて、7年間土の中で過ごしていると聞いた記憶があります。調べてみると、「昔はそう言われていた」と言うことが分かりました。「今は違うのか!」と言う事ですが、調べるとどうもそこまで土の中で長居しているわけではないようです。昔は、セミは、7年前に命を授かったものだから、7年前の街の環境を反映しているんだって思っていましたが、どうやら、もっと最近の過去の環境を反映しているようです。ただ、未だにセミの幼虫の飼育は難しいようで定まったデータはないようですが、長くて4〜5年程度で早いと1年ほどで…と言うことだそうです。しかも、どのセミも同じ年数ではなくて、かなりブレがあるようで、1年で成長してしまった物から5年くらいかかる物まで…バラバラとのこと。これは驚くことで、人が、例えば、あるひとは20年で成人するのに対して、別のあるひとは、100年でやっと成人するみたいに大きく差があるみたいな物です。

 世界に目を向けてみると、セミの一生について面白い傾向があり、長さを示していることがあります。既に時期は終わっていますが、17年ごとにセミが大量発生するというアメリカのニュースをまさに今年耳にしたことはありませんか?既に時期は終わってしまったようですが、アメリカでは17年に1回、セミが大量発生するという事が話題になっています。今年がまさにその年で、5月末から6月にかけてピークであったようです。言い換えると、正確に17年の土の生活を経て成虫となっているようです。研究によるとその他に13年ゼミもいて、「素数ゼミ」などと数学と繋げて遺伝学的な考察を深めている研究まであったりします。

 

 セミは、地上では、ひと月も生きられないのですが土の中では実際は数年という期間をしっかり過ごしており、他の昆虫たちに比べれば随分と命が長いのです。ただ、昔言われていたほど7年間も生きていると言うほど長いわけではなかったというのは最近の治験ですが、世の中には17年ゼミと言ったようなセミもいるので、長生きであることには変わりありません。