自分自身が 寝ているときにいびきをかいているかどうかについては、自覚することができないので、そのいびきの発展系である睡眠時無呼吸というものに対して自分自身で気づくのはなかなか難しいところではあります。
しかし、睡眠時無呼吸については、心血管系の負荷がかかり、体にはとても良くないことが分かっています。現在の睡眠時無呼吸の物理的な治療法については、根治ではないにしても、NIPPVという呼吸補助器具を睡眠中に装着することが最も具体的で有名な治療となっています。この治療を行うと、睡眠時無呼吸における、低酸素状態に関連したことと気道閉塞症状に関連した交感神経刺激症状が全て解消するため、まずは高血圧の改善からはじまり、脂質代謝異常、糖質代謝異常など交感神経関連の代謝の影響が解消し、血液データの正常化が一気に進みます。
ただ、面倒なことに、毎晩その機会を装着しないといけないこととなれるまでは、相当に不快であること、そして、装着そのものが睡眠の妨げになることなどなど、装着自体の負担も大きいことが実情にあります。
なので、理想的には、いびきの原因となっている、気導周囲の脂肪組織を小さくする対策をお子遭えば、確かに根本的な治療になります。それは、まさにダイエットとなります。
ダイエットはもちろんもっともと理想的なのですが、すぐには解消せず、また、加齢とともに、気道は閉塞しやすくなるため、ダイエットを薦めても改善しないこともあります。
今回、たまたま、テレビで芸能人が活用していたというものを見たため、急いで購入してみたのが、Sleeimです。これは、いびきおよび呼吸停止に対してセンサーが監視し、察知すると、振動を与えることで、気道閉塞やいびきを解消するものです。睡眠で深い眠りに入ると徐々に禁止感情タイトなり、これが気道閉塞やいびきにつながるため、局所的にその部分を刺激することで、気道閉塞やいびきを解消するという機能ではありますが、私はどうもいびきがひどいらしいこともあり、昼間の眠気もそれなりにあることから、この対策を講じてみたらどうだろうかとちょっとお値段高めではありますが、試してみる価値ありという事で購入しました。
最初は、振動を与えるという事は起こされることでもあるため、睡眠はだいぶ妨害される可能性があると思っていたのですが、この機械が振動していると気づいたのは、最初の二日くらいでした。確かに、振動していたのでむしろ「おお!」と感動したものでしたが、その後からはその振動は全く分からなくなりました(まさか作動していないか?)。また、首に装着するため、違和感が気になりましたが、ちょうどネクタイを締めて寝るみたいな感じで少々窮屈感はありますが、これも数日で慣れました。
1週間も経過していませんが、朝の目覚めがすっきりとなり、すがすがしい通勤ができるようになりました。あとは、血液検査など検診に何かしらの反映があれば本物という事になります。振動によって脳には若干の刺激が言っているはずなので、それが睡眠時無呼吸やいびきと比べて、どうなのかは分からないものもありますが、安眠の大きな一つの手段としてお薦めいたします。
ちなみに、Bluetooth接続で、スマホで睡眠状況のモニターまでできちゃうと言う優れものです。
ちなみに、データは取り出しをする形でスマホで管理するのですが、私は既にモニターせずに実戦で使用しているため、データがありません。実際細やかなデータやグラフが表示されるようです。
いびきが気になる方や、睡眠時無呼吸の可能性がある方で、さしあたりの対応には、絶大な力を発揮してくれるのではないかと思います。コロナ渦でほとんどなくなったのですが、社員旅行などで持っていくと、いびきで周りにご迷惑をおかけすることはなくなるのではないかと思います。