本日はいくつかの神社を巡りましたが、その中で最も大きな神社をご紹介いたします。
下町に君臨するこの神社は、鳥居をくぐると新たな世界が広がっています。それが池です。この池には大きな鯉とたくさんの亀が生息し、その池を橋でわたって本殿にお邪魔します。
この光景は、私が以前お世話になっていた職場の病院の理事長のお宅にお邪魔したときに見たことのある景色と同じです。理事長のおうちは、玄関があって、そちらで靴などを履いてお邪魔をするのですが、リビングに行くまでに庭の池をわたるような細い通路を通っていきました。その時理事長は「僕は、プライベートから仕事の顔に変わるのにこの池を横断することで切り替えているんだ」とお話ししていただきました。もちろん、大金持ちという姿ではありますが、この池という意味合いが、世界の区切りとして使っていると言う点はとても深いものを感じました。
この理事長のご自宅と同じ雰囲気をこの神社は醸し出しているように思えました。池を通り過ぎると現世を離れたとても神聖な世界に入ったという事を感じました。
池を越えるといよいよ本殿ですが、さすが、人がたくさんいました。とは言え、人気スポットではないため、人だかりができているわけではないのですが、私のこのところの一連の活動の中では、一番人に接近したように思いました。
たくさん、無人の神社も巡ってきましたが、賑わっている神社は、やはり華やかですね。もちろん宮司さんもたくさんいらっしゃいましたので、神社全体にわたって定年にメンテナンスされています。無人の神社も私は好きですが、人が集う大きな神社もまた別の意味で素敵だなと思いました。
今回の一連の神々のお宅訪問は、一旦終わりとなりますが、次はどうしようか…計画はありませんが、また考えてみようと思っています。