6月24日より26日までの間、ハイブリッド形式での認知症予防学会が開催されました。オンライン開催とは異なり、実際の会場でも学会が開かれているので、どちらに参加しても良いという事になります。新型コロナ感染症によって各種学会は、このような形に大きく変化を遂げて現在に至っております。
私は個人的に思うところとして、オンラインは、時には何度も見直しもできるため、いいのは確かなのですが、やはり臨場感が必要な感じがあるため、会場に行って参加するのも良いと思うところでもあります。今回私は、職場のみなが、この学会への参加を希望していて、感染リスクを考え控えている実情をふまえると、なかなか実際に参加するのは、ためらうところがあり、出張申請は出さずに完全に私費で現地に遅ればせながら出発しました。ただ、もちろんリスクを冒してと言うことになるため、多くの時間はホテル巣ごもりという形をとりました。やはり、警戒している人が多いこともあり、学会会場は閑散としており、リスクを感じることは全く感じませんでした。いくつかの講演を聴き、そして、午後になったら、ふらふらと散策してホテルに戻りながら、オンラインで講演会を最後まできくと言った過ごし方をしておりました。早く、このような学術大会にも安心して参加できる状況になってほしいものです。
今回の認知症予防学会では、やはり、私も日頃から感じている、認知症予防に対して、自宅にこもる生活状況は、正反対の状況であり、認知機能低下を促進してしまうと言う事についての報告が多数ありました。やはり、人間として生きている限り、集団を基本とするものであるため、家にこもる生活をしているのは、やはり人とのコミュニケーション不足となり認知機能の低下につながることは間違いないと言える部分があります。
もちろん、学会では、この深刻な問題についてどのような対策を講じたら良いのかという事もたくさん議論されていましたが、それ以外にも多くの情報をいただくことができました。深くは語りませんが、とてもたくさんのことを学ぶことができました。これをさらに今後の診療や活動に役に立てていけたらと思っています。
あとは、私のブログなので、後々触れますが、学会活動以外にいろいろとせっかくいただいた有休ですので、私自身の活動をさせていただきました。そうです、蜜を避けることはもちろんのことですが…
あれです…
神々のお宅訪問です。
知らない土地ですので、たくさんは回れませんでしたが、蜜を避けながら、人気のない神社におじゃましてきました。