ごまウシの頭の体操

認知症、緩和ケアなどが私の仕事の専らですが、これらに限らず、私が得た知見を広く情報発信したいと思います。

寝不足の時の快適な座席に要注意

 昨日、帰りの電車を待っているときにホームに終着の特急電車が入ってきました。私の利用している鉄道は名古屋鉄道という東海地方のマニアには色々と注目されている電車ではありますが、この特急には、特別車両があり、リクライニングつきの快適なイスが配置された指定席のある車両があります。目の前にその車両が止まり、中からお客さんがゾッと下りてきました。しかし、一人の乗客はそのまま寝落ちしているようで降りてきません。

 そこへ、車両整備のスタッフが車内に入り、ゴミやブラインドの片付けなどをしながら席を見回っているところでその方を発見、肩をポンポンとたたいて終着についたことを伝えていました。

 しかし、その方、相当深い眠りについていたのでしょう、その後もボサ…としてなかなか起きれない中…明らかに混乱した雰囲気で電車を降りてこられました。しばらく呆然として、ややふらつきもありそうな足取りで、うろうろし…そして、時計を見て…我に返ったのか、そのまま今乗ってきた電車の一般車両に際乗車されました。

 この特急は折り返して発車するため、乗り直したという事は…そのとおり、乗り越ししてしまったという事になります。厳密にはキセル乗車になるのですが、おそらく誰もおとがめしないでしょう。

 電車乗り過ごしの経験は、みなさんありますか?

 私は今の職場に勤務するようになって、乗り越しは、合計4回あります。毎回毎回ショックが大きいため、回数が頭に入っています。朝の通勤の時に2回、そして帰宅の時に2回です。帰宅の時は仕方がないなって開き直り、場合によっては、乗り越した駅で降りて夜ご飯を食べて、戻って変えるなんて言うこともあったりします。しかし、朝のショックは大きいですね。

 あの乗客と同じです。ハッと目が覚めたときに終着まではないものの、いつもと違う空気が流れていることにびっくりして周りをチラチラ見、そして、車内の電光表示を探し(ない車両もあります)、明らかに乗り越したと気づいたときには、次の駅で降りて…となりますが、下りたあとも落ち着きません。何しろ通勤ですからね。遅刻のリスクとの戦いになります。幸い遅刻は経験ありませんが、乗り越した瞬間の動揺はいつまでも残り、おそらく周りの方にもはっきりと知覚できるほどそわそわしているのが見て取れるでしょう。

 一方で、フライングもあります。あまりに心地よい座り環境のまま乗っていて深い眠りについて、ハッと目が覚めたときに、随分時間が過ぎたと勘違いし、乗り越したと思い込んで急いで次の駅で下車して駅名を見て…「え…!?まだじゃない…」とがっくりした経験もあります。その一歩手前の席からハッと立ち上がり、到着した駅を見て、違うと気づいて、座り直したり…。

 共通していることは、2つあります。寝不足と疲労がたまっているときであること、もう一つは、とても快適な環境であること。特急の座席してはとても快適です。これは間違いなく寝落ちします。一方で一般車両でも、二人がけシートを一人で使うような状況にあるときなどは、とても快適です。そして、空調がほどよく効いて、気持ちが良いときなどはまさに至福のひとときです。

 この寝不足と快適とが重なると最悪の結果をもたらします。まさにせん妄ではないかと思いたくなるくらい、寝ぼけ著しい状態となり、混乱をしてしまいます。

 

 結論…たいしたものではありませんが、みなさん、電車が終着が目的地でない限り、疲労や寝不足がたまっているときにはあまり快適ではない乗車の仕方をしましょう。そうでないと、びっくりすることが起こりますよ。